【岡崎時代の家康公について】No.177
岡崎ふるさと歴史教室主宰で歴史研究家の
市橋章男先生という方がいらっしゃいます。
市橋先生のお話は非常にわかりやすく、時空
を超えて、お話しされる情景が目に浮かぶよ
うに頭に入ってきます。
今週の月曜日に岡崎商工会議所が主催する
「岡崎時代の家康公」という市橋先生の講演
があったので、参加しました。
噓偽りなく、めちゃくちゃ面白かったです！
今年の大河ドラマは、「鎌倉殿の１３人」で
すが、来年は「どうする家康」が放映される
ことになっています。
これから来年にかけて徳川家康公が生まれた
岡崎が熱くなります。
市橋先生の「岡崎時代の家康」がどんな内容
だったか、ざっくり紹介しちゃいますね。
岡崎は織田氏と今川氏に挟まれた土地だった。
★家康公生誕の秘話三題
・消えた鳳来寺 真達羅大将（寅神）
・龍城神社の龍神伝説が生まれた背景
・家譜から消えた異母兄弟
（家康の影武者説はない）
★家康公が誕生（天文11(1542)年11月26日）
した時のその他の戦国武将の年齢は？
・武田信玄 ２２歳
・上杉謙信 １３歳
・織田信長 ９歳
・豊臣秀吉６歳
★家康公は、我慢強く、ジッと堪えるタイプ
ではなく、本当は、元気で腕白で純情!
今川氏の家臣達の前で「立小便」した逸話
「百舌を鷹のようにせよ」と命じた竹千代
などからそれが伺える。
★名前を３回変えた家康公
竹千代→（元服１３歳）次郎三郎元信
→（初陣１6歳〜１７歳頃）元康
→（自立２１歳）家康（源家義家より）
★天下人への土台造りの時代
・厭離穢土・欣求浄土の旗印（乱世に戦う意義）
・織田信長との同盟
（愛知から三英傑誕生の原点）
・三河一向一揆（家臣との強い絆と結束）
・戦国大名徳川家康の誕生
おんりえど、ごんぐじょうどというこの言葉は、
殺し合いをする穢(けが)れた戦国時代を嫌い、
心から浄土（仏の世界）即ち平和な世界を願う
という意味だと私は解釈しています。
家康公はこの厭離穢土・欣求浄土を旗印とし、
天下泰平を願って戦ったのです。
きっと来年のキーワードになると思いますので、
覚えておいてくださいね。
この先、S-styleメルマガでは「家康公」について
触れていきたいと思います。
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