オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

今日は有名なアンデルセン童話の
「裸の王様」について考えてみたい
と思います。

まずは、物語のあらすじです。

ある国に美しい洋服が大好きな王様が
いました。
王様は沢山の洋服を持っています。
その国に、王様に逆らう人は誰もいません。

そこに世界一美しい洋服を作ることができる
仕立て屋がやってきました。

しかし、その仕立て屋は詐欺師でした。

そして仕立て屋はこう言うのです。
「この美しい布は、愚か者には見えない布だ」

王様はその美しい布がどんな布か見たくて
たまりません。
でも、自分が見に行ってもし見えなかったら
困るので、家来に見に行かせました。

最初は、「正直者の大臣」です。

大臣には何も見えませんでしたが、
布が見えなければ、自分が愚か者だという事
になってしまいます。

そこで見えたことにしてしまいました。

王様に大変美しい服を作っていたと報告
します。

次に見に行ったのは「真面目な役人」
です。

真面目な役人も自分が愚か者になって
しまっては困るので、今まで見たことも
ないような美しい布だと王様に伝えました。

そしいよいよ服ができあがりました。

大臣や役員が見えた布が見えなかったら
どうしようと考えた王様は、言いました。

「あぁ、何と美しい服なんだ！」と

お城の中の者は、みんな

「見える！　見える！
　なんてきれいな服なんだ
　王様は本当によく似合っていらっしゃる」

と口々に王様に伝えました。

気を良くした王様は、街中をパレードする
事にしました。

裸でパレードをする王様

王様が何も着ていないことを指摘する人は
誰もいません。

パレードが進んでしばらくすると
一人の男の子が、こう言ったのです。

「どうして王様は何も着ていないの？」と

その言葉に勇気づけられた街の人々は、
さっきまで「見える！見える！」と言って
いたのに一変して「王様は、裸だ」
「王様は何もきていらっしゃらない」と
言い始めたのです。

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私は常々、正直な人でありたいと
思っています。

本日のテーマは、No.142
【信用・信頼口座の残高が減っちゃう】

と同じような内容です。

正直というのは自分と自分の行動に対して
嘘を言わないということです。

何も見えない王様の服を「見える！見える！」
と嘘を言わずに最初から「何も着ていない」
と言えるかどうかです。

大変勇気がいることです。

「正直」から連想される言葉は、

素直

清廉潔白

信念を曲げない

真実

誠心誠意

などです。

あなたは、どうでしょうか？

自分の胸に手を当てて考えてみて下さい。


自分を偽っていませんか？

自分に対し正直でないと
落ち着かず自信が持てません。

正直になる振舞うか、
不正直な自分を装うか？

試験を受けるような特別な時でなくても

両親や友達と話す時にも常に正直であるか
否かを常に求められています。

大人になると自分が気づかない欠点を指摘
されることが非常に少なくなります。

ですから、あなたに耳の痛いことを
ズバリと言ってくれる人を大切にする必要
があります。

人は損得勘定でその言動や行動を決定し
がちです。

でも、私は、損得勘定抜きに正直に生きて
いく覚悟を持ち続けていけるように心がけ
たいと思う次第です。

あっ！

忘れるところでした。

昨日のバレンタインデーの妻からの
プレゼントについてご報告をすると約束し
ましたね。

それは、超貴重な”日本酒”でした。

まだ、飲んでいません。

この日本酒がどんな味わいなのか、
とても楽しみです。

ではでは

今日も一日、正直に過ごそうと思います。