オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

昨日のメルマガの発行番号は
本来No.195とすべきところ
No.194と表記してしまいましたので、
お知らせします。

【訂正前】
【言葉ひとつで住む世界が変わる】No.194

【訂正後】
【言葉ひとつで住む世界が変わる】No.195


さて、今日のテーマについてお話しします。

既に２０年ほど前のことです。

交差点で出会い頭の衝突事故がありました。

その事故は双方がワンボックスカーでした。

一方のワンボックスカーが横転し、たまたま
事故現場を歩いていた７０代のご婦人が車の
下敷きになり、不幸にもお亡くなりになって
しまいました。


この死亡事故をきっかけに、この交差点に
信号が設置されました。

十字路のどちらから侵入しようとしても赤色
の点滅信号なので、すべての車はこの交差点
では一旦停止を守らなくてはいけません。


たまたま先日の土曜日にその交差点を通り
かかりました。

ちょうど同じタイミングで向こうから一台の
車と出会いました。

その時、私の頭の中によぎったことをご紹介
します。


もう一度言います。
かつて、ここで死亡事故があります。

お互いに相手の車が来ることを認識せず、
車が横転するほどの強いエネルギー同士で
ぶつかったのです。

ぶつかった際のエネルギーが強く、
近くにいた人が犠牲になってしまいました。


私はお互いの運転手と、それぞれ顔見知りの
関係でした。


この事故を人間関係に例えてみました。

それぞれ我欲を抑えずに、ぶつかり合った
結果、
当事者である自分たちが自身が傷いたのは、
いうまでもなく、さらにご縁のある方をも
傷付けてしまったのです。

そして、土曜日には、私がしっかり信号で
一旦停止しました。

そうすると向こうから来た車もしっかりと
一旦停止しました。

この時、ほんの一瞬ですが、相手の車の
運転手から心の動揺が伝わってきたように
感じました。

「あっ、止まらなきゃ！」というような
感情です。

顔の表情が見えたわけではありません。

車の止まり方から受ける単なるイメージ
です。


コミュニケーションを取る際、自分がしっかり
ルールを守れば、関係者も意識してルールを
守るようになるんだ！

と感じたのです。


車のスピードを会話に置き換えてもう一度、
想像してみて下さい。

優しい言葉遣いをすれば、優しい言葉遣いが
返ってきます。

お互いを傷つけることはありません。

厳しい言葉遣いをすれば、相手からも厳しい
言葉遣いが返って来るのです。

当然人間関係もぎくしゃくします。

周りを巻き込む大問題に発展してしまい
取り返しのつかない間柄になってしまいます。

人間が発するすべての波動やパワーは
発信する側と受け取る側で同じエネルギー値
で共鳴し、反応し合うと思います。

人間は、目に見えないそのエネルギーを敏感
に感じ取って、自分が感じたままの反応を
示すのではないかと思うのです。

また、自分が、何故そのような反応を相手に
返したのかわからない場合があるかも知れま
せん。

自分が返したその反応は、相手のエネルギー
値を自分の心で受け止め、溢れ出した感情な
のではないかと思うのです。

人間は感情の動物です。

良好な人間関係を保つには、自分が発する
言葉遣いが相手に間違いなく届くような
言い方をする必要があります。

特に自分が気心を許した相手に対して、
ぞんざいな言い方をしてしまい、相手を
傷付けることが多いように思います。

夫婦関係、親子関係はなおさらです。

自分で気が付かないうちに相手を
傷付けるという現象は、我々夫婦の間で
も結構頻繁に発生します。

よくよく注意したいと思います。

さあ、今週は新しい月が始まります。

年度末で忙しい方も多いと思います。

忙しいという文字は、
「心」を「亡くす」と書きます。

慌てるという文字は、
「心」が「荒い」と書きます。

こういう状況には最新の注意が必要です。

明るく楽しく過ごしたいですね。

ではでは