オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

自己防衛だとしても相手を傷付ける

言葉を発してしまうと自分の心も

キズつきますよね。

人を傷付ける言葉を使ってしまう心理

はどこから生まれるのでしょうか？

この２週間位その理由をずっと考えて

もやもやしていました。

人を傷付けてしまう心理が働く理由と

過ちを繰り返さない方法を見つけました

ので、ご紹介します。


まず、必要以上に人を傷付ける言葉を

発する理由も一つに相手の事が信じられ

なくなり「疑心暗鬼」に陥ってしまう事

があると思います。


疑心暗鬼とは、本当は”鬼”はいないけど

相手への疑惑の心をもつと架空の”鬼”を

作り上げてしまうことをいいます。


１０人いれば価値観も１０通りあります。


人のタイプは千差万別ですが、ここでは

非常に大括りに

「空気を読み、周りに合わせるタイプの人」

と

「自分の思い通りに行動する自由奔放な人」

に分けて考えてみたいと思います。


どちらが良いとか悪いとかではありません。

タイプが違うだけと考える事が重要です。


良い悪いがないとしても、

周りに合わせ自己主張ができないタイプの

人は、自由奔放な人が放った言葉で、自分が

傷ついた事を相手に伝えられない事が多いよ

うに思います。


それがうっ積すると、傷ついた人は、徐々に

負の感情に囚われて、暗い闇に包まれて気分

が落ち込み、それが酷くなると何も手を付け

られなくなってしまうことがあります。


うつ状態になってしまったり、相手のそばに

近づいたり顔をみるだけで気分が悪くなって

しまうこともあるでしょう。


以前、このメルマガで

「すべての悩みは人間関係にある」

と書いたことがありました。

人は時として人間関係の深い闇に迷い

込んでしまうことがあります。


そうならないために従来通り、普通に

会話ができるように早めに対応しなく

てはなりません。

その対応方法が今日のタイトルである

「アサーション」です。


アサーションは、自分も相手も大事に

して、自分の主張はしっかり行った上

で、相手も傷つけない絶妙な

コミュニケーション方法です。

では、一体どうするのでしょうか？


まずは心構えとして、人は価値観の

違いはある事を認識した上で、

決して善悪で考えないようにすること

がポイントです。


善悪で考えないようにすることで、

相手の尊厳を傷付けない

相手の気持ちを尊重する

というスタートラインに立てるのです。


その上で自分の気持ち、考え、信念を

いかにその場にふさわしい方法で表現

するかです。


その時のテクニックとして、先ずは

自分の心にフォーカスすることです。


自分を傷付けた相手は一切批判せず

に、相手の言葉で自分がこのような

感情を持つことになったという事実

をゆっくりとしっかり落ち着いて、

主張した上で、やめて欲しいと頼む

方法がアサーションです。


相手を責めなくてもしっかり主張すれ

ば、必ず相手に伝わります。


一対一で伝えることに自信がない場合

は、相手の事も自分の事もサポートし

てもらえる第三者に立ち会ってもらえ

ば、心強いですよね。


口から出てしまった言葉は二度と戻り

ません。

売り言葉に買い言葉になったり、自分

がこんなに傷付いたんだから、その負

の感情を相手にも判ってもらいために

相手を責める言葉を吐いてしまったら

醜い言葉は自分の心も傷付けるのです。


今日の話は、自分が犯したことを元に

書いています。


相手から心ない言葉をかけられた時に

すぐに言えなくても、冷静に自分が感

じたことを伝える技術を身に付けたい

と思いご紹介しました。

心の傷は目に見えませんが存在します。

その傷が癒えるまでしっかりと

コミュニケーションを取り続けるように

したいと思います。


ではでは

今日も一日良い事がありますように。