オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

今日のテーマは夢です。

１９７９年のことです。

私は、高校３年生の同級生２人と私の３人
で、人類の進歩について賭けをしました。

その内容は、西暦２０００年に民間人が
お金を出せば、宇宙に行く事ができる
状況になっているかどうかについてです。

友人のひとりは宇宙旅行に行けると言い、
もうひとりは行けないと言いました。

そして、負けた人が勝った人に晩ご飯代を
支払うという可愛いものです。

そして、私は重要な仲介者でした。

二人の友人が言った内容を書き止め、
各々に指紋押捺をしてもらい、
封筒に入れ、封印し保管しました。

そして西暦２０００年になったら
開封し、結果を確認する役割です。

この賭けはどうなったでしょうか？


あなたはご記憶があるでしょうか？

結果は、民間人が宇宙に行けると
主張した友人が勝ちました。

実際には２００１年にアメリカの実業家
デニス・チトー氏がロシアのロケットの
ソユーズに搭乗し、国際宇宙ステーション
（ＩＳＳ）に約１週間滞在したのですが、
このニュースが西暦２０００年に報道され
たのでした。

このニュースを知った私は２人に連絡して
昔話に花を咲かせながら、封筒を開封し、
楽しいひと時を過ごしました。

仲介者の私は、民間人が宇宙に行けても
行けなくても、夕食を奢ってもらえるので
とってもお得な役回りでした（笑）

２０２０年９月にサラリーマン人生に区切り
をつけ、昨年、個人事業主として起業し、
１年が経とうとしています。

この間、いろいろな経験をし、とても充実し
た１年でした。

自分で行動すれば結果が付いてくるという
生活なのでやりがいがあります。

そんな時、思い出したのがこの民間人による
宇宙旅行です。

２０２１年は日本人の民間人として初めて
ＺＯＺＯ創業者の前澤友作さんら２人が
国際宇宙ステーション（ISS）に滞在する
１２日間の宇宙旅行に行きました。

今回は、ロシアの宇宙船「ソユーズ」を
利用しましたが、ロシアのウクライナ侵攻
により、ロシアは孤立しているので、
この先、ロシアの宇宙船を使うことはない
と思いますが、しかし、
アメリカの宇宙旅行ビジネスが活発です。

電気自動車メーカーのテスラの創業者
イーロン・マスクは、２００２年に
宇宙開発SpaceXを創業し、
月旅行を計画しています。
SpaceXは、２００１年９月には、
民間人だけが乗船する「Crew Dragon」を
打ち上げ、３日間地球を周回した後、
無事地球に帰って来ました。

「Crew Dragon」打ち上げの様子
　　↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=nH21312_Ax0

また、SpaceXは、インターネットの
アクセスを提供する衛星スターリンクを
稼働させており、ロシアのウクライナ
侵攻により、ネット環境が悪化するなか、
ウクライナ側にスターリンクを提供して
います。

４月２１日のメルマガNo.２４８で紹介
したボグダン氏が流暢な日本語で、
首都キーウから情報を発信できている
のはスターリンクのおかげです。

また、２０００年にはAmazonの
ジェフ・ベゾス氏がブルーオリジンを
創業しています。

ブルーオリジンの創業目的は
”誰でも宇宙へ行く”事を手伝うため
といわれています。

創業から既に２０年経過しており、
あなたも宇宙旅行に行ける日が
近づいています。

冒頭の高校時代の友人との賭け
のように、夢や目標は、
できる限り具体的な期日と
内容を明確にすることが大切です。

宇宙旅行とは限りませんが、
夢や目標を設定して、
人生ワクワクして豊かに過ごす
ことができるようになります。

２月２１日のメルマガNo.189で紹介した
【完成したサグラダ・
　ファミリアを一緒に見ませんか？】
というような具体的な夢や目標を設定する
ことが重要です。

夢や目標の大きさに関係なく、すべては
期日と内容を決めることから始まります。


あなたは宇宙旅行に行きますか？

いつ行きますか？
誰と行きますか？


地球から高度３０㎞程度の高高度気球で
あれば数時間１千万円程度で眺めを楽しめ
るそうです。

高度１００㎞程度の地球と宇宙の境目付近
まで飛んで無重力状態を体験するには、
５千万円程度で行けそうです。

宇宙ステーションに滞在したり地球を周回
する高度５００㎞前後だと数日から１０日
程度で５０億円以上かかるそうです。

そして、数百億円はかかるようですが、
１週間から数年かけて地球から３８万㎞
離れた月に行ったり、火星に行くことも
可能な時代になってきています。

【データは４月２５日日経夕刊参照】

ワクワクすることにお金はかかりません。

今日も一日良い事ありますように

ではでは