【チーム目撃者を結成し感じたこと】No.258｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【チーム目撃者を結成し感じたこと】No.258

2022年05月02日

今日のタイトル
「チーム目撃者」の結成由来と
その顛末についてお話します。

「チーム目撃者」を結成したのは
先週の土曜日の夕方です。

我々夫婦は夜間ライトアップ
された藤棚の藤の花を見ようと
歩いて公園に向かうところ
国道の縁石に
なんども
なんども
タイヤをぶつけながら
煙を立てて

ゴリゴリ、キュルキュル
ゴリゴリ、キュルキュル

と蛇行運転を繰り返す
自動車を発見しました。

危険を感じた私は
車を側道に寄せようと
車に駆け寄りました。

車には運転席に中年男性
一人だけです。

相当焦っている様子です。

上手くハンドルを切ること
ができずに、３回位、
縁石にタイヤをぶつけた後
ようやく側道に車を寄せ
て停止できました。

男性は全身汗びっしょり、
そして
「メガネがない
　メガネがない」
と慌てていました。

側道に座っていただき、
私が持っていた水筒の水を
飲ませてあげましたが、
男性は側道にへたり込んで
憔悴しきっていました。

そこにタイミングよく
歩いて通りかかった女性が
１１９番通報をしました。

しばらくすると救急車が
到着し、男性は病院に搬送
されました。

その時、ちょうど事故を
起こした車の後ろを走って
いた若いカップルが戻って
きてくれていて、
警察官に目撃内容を
詳しく説明してくれたので、
大変助かりました。

カップルの話では、
走行車線を走っていた前の車が、
ウインカーも出さずに追い越し
車線に勢いよく飛び出し、
あわや中央分離帯にぶつかり
そうになったかと思うと、
今度はまた勢いよく走行車線を
蛇行運転しながら側道の縁石に
ぶつかったということでした。

そのカップルは、広島から
半年前に愛知県に引っ越し
て来たようです。

愛知県の交通マナーは非常に
悪く、ウインカーを出さずに
車線変更するなど、非常に
怖い想いをしてきたそうです。

親切に事故現場に戻ってきて
くれなかったら目撃者がいない
ままだったのです。

警察に連絡先を伝えたのは、
そのカップルだけでしたので、
その後、警察から事故情報を
得られるのは、
そのカップルです。

そこで、我々夫婦と
若者カップルはLINEで
繋がることになりました。

その名前が「チーム目撃者」です。

チーム結成後、１週間を経った
昨日、我々は、若者カップルを
岡崎市内を案内しました。

自損事故の男性からは、何も連絡
がないとのことでした。

まさか容態が急変してないと
いいのですが、、、

「チーム目撃者」の４人は、
その男性が、回復されたことを
祈っています。

若いカップルと”にわか親子”の
ような関係で過ごすことができ、
とても勉強になりました。

事故を起こした人は、独身なのか？
身体は大丈夫なのか？
家族はいないのか？

「袖振り合うも他生の縁」という
言葉があります。

この先「チーム目撃者」は、
男性の容態を知ることができるのか
とても気になっています。

ご縁は、大切にしたいと思います。

ではでは