【仕事に活かしたい”風林火山”】No.279｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【仕事に活かしたい”風林火山”】No.279

2022年05月23日

あなたは仕事や生き方
などで見習いたい人が
いますか？

見習いたい人のことを
心のメンターなんていう
言い方をしますよね。

人間は１日に３.５万回
も判断するといわれて
います。

あなたが判断に迷った時に
がメンターだったら、
どうするだろうと考える
ことで、簡単に判断する
ことができるので、覚えて
おくと便利です。

メンターは、そばにいる
先輩や友人とは限りません。

尊敬する有名人や芸能人、
イチローなどのスポーツ選手
だって構いません。

戦国時代の名将　武田信玄は
メンターとして大人気です。

さらにその武田信玄が、
メンターにした可能性が高い
孫氏にについも触れてみたい
と思います。

まず、武田信玄の軍旗に
ついてです。

風林火山という言葉は
すごく有名ですよね。

誰でも一度は聞いたこと
があると思います。

風林火山はどういう意味で
しょうか？

実際の武田信玄の軍旗
には次のように書かれて
いました。

疾如風
徐如林
侵掠如火
不動如山

これは、孫氏の兵法の一節
「軍争篇」から引用した言葉
ですが、続きがあります。

難知如陰
動如雷霆

というものです。

孫氏の「兵法」は、
孫正義氏やビルゲイツ氏など
起業家や経営者、
多くのビジネスマンが拠り所
としています。

その理由は、武田信玄だけでなく、
ナポレオンも愛読書としていた
非常に優れた書だからでしょう。

「兵法」が書かれたのは、
紀元前５００年ですから今から
約２,５００年も前なのです。

超超超ベストセラーといっても
過言ではない「兵法」には、
どんなことが書かれているのか
気になりますよね。

今日は、その一部、武田信玄が
引用した「風林火山」について
見てみたいと思います。

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　　風林火山（軍争篇）

用兵は敵の裏をかくことが基本。

利益のあるなしに従って行動し、
離合集散しながら柔軟に陣形を
変える。

軍は、

「風」のように素早く動き、
「林」のように静かに進み、
「火」が燃えるように一気に侵略し、
「山」のようにどっしり構えて動かず

「闇」のように存在を知られず、
「雷」のように激しく攻撃する

敵の領土から略奪する時は
軍を分散させ、

領土を拡大する時は
利益を配分し、

損得勘定を計算して動く。

「迂直（うちょく）の計」※
を知っている者が勝つ。

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このように書かれています。

※「迂直（うちょく）の計」
　一見すると実用的ではないが、
　実際は一番実用的なこと。
　「迂」は迂回すること、
　「直」は近道のこと、
　わざと回り道をして
　敵を油断させて、
　妨害を受けることなく
　先回りすること。

戦術について書かれていますが、
ビジネスをする際の心得とする
こともできます。

自然界においても野生動物が
獲物を狙う際には「風林火山」
的な行動を取っています。

これは物事には原理原則があり、
場当たり的に行動するのではなく、
大局を捉えることが重要である。

じっくり態勢や状況を把握して、
動くときには迅速に
そして激しく攻める。

何をするにもしっかり計画や準備
が大切だということですね。

準備９割といいます。

先人に学べば
仕事でも家庭でも
友人関係でも使える
原則が見えてくると思います。

計画や心の準備があれば
迷う回数を減らし、
疲労を少なくすることができます。

今日は、月曜日、
少しでも省エネで仕事が捗る
といいですね。

ではでは