【終活の敵！ネガティブサーチ】No.324｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【終活の敵！ネガティブサーチ】No.324

2022年07月05日

母は亡くなる数年前に
最大の移動手段である
自転車を手放しました。

その理由は、、、

お友達が自転車で転倒し
大腿骨を複雑骨折。

その話を聞いた母は、
衝撃を受け、

”自転車は怖い”
”転んだらどうしよう”

自らのことのように捉え、
移動手段を自転車から
シルバーカーに変えました。

その結果、、、

母に待っていたのは、
フレイルの進行でした。

フレイルとは、
加齢により
心身が老い衰えた状態のことです。

加齢とは一体何でしょう？

加齢は、生まれてから現在までの
経過時間ではないと思います。

昨年７月、母は８９歳で
同年１１月、瀬戸内寂聴さんは
９９歳で亡くなりました。

実年齢は、母より寂聴さんの方が
１０歳も年上ですが、明らかに
母の方が心身が衰えた状態だった
といえます。

自分の中に創り上げた世間の常識
や他人と自分を比較する必要は
ない筈です。

加齢とは、実年齢ではなく、
心の年齢だと思います。

「転ばぬ先の杖」として、
ネガティブサーチが染みついて
いる人がいます。

ネガティブサーチが好きな人は、
他者情報を自分事と捉えるため、

思考や行動が消極的になり、
否定的な発言が多くなるため
老化が進みやすいといえます。

先ほどの母の例でいえば、
お友達が自転車で転倒した事を
自分事として捉え、
「転ばぬ先の杖」として
シルバーカーに変えたのです。

インターネットの普及で
自分の知りたい情報を簡単に
検索することができます。

TVや新聞などのマスコミ報道は
事件、事故、災害など不安を煽る
ニュースを洪水のように流します。

あなたが本当に知りたいのは、
ネガティブ情報でしょうか？

あなたは、知らず知らずの内に
ネガティブサーチに明け暮れて、

知らず知らずの内に
ネガティブ情報に流されて
いませんか？

拙著「笑顔の終活」の中で、

終活とは、
「今を一生懸命に生きること」
「今を大切にする」「一期一会」
に集約できると表現しました。

ネガティブサーチをした結果、
どこの誰か知らない人の
マイナス情報を鵜呑みにする
のは危険なうえ、
自分で考えることを放棄する
安易な習慣だと思います。

「今を大切に生きる」ためには
自分の頭で考え、行動することが
大切です。

習慣が人を創ります。

今日のメルマガをご覧になり、
もしも、あなたに
ネガティブサーチ癖があったり、

ネガティブ情報に翻弄されている
と感じたら、

この時間を少しでも減らして

自分の趣味、読書、夫婦の会話、
友人とのおしゃべり、運動、睡眠、
マインドフルネスなど、
自分や大切な人と過ごす時間を
増やしてみませんか？

お金をかけずシフトチェンジできる
ため超お得です（笑）

今日１日あなたに良い事
ありますように！

ではでは