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「グレイテスト・ショーマン」
　The Greatest Showman

今週、妻と二人で鑑賞しました。

この映画は、
ミュージカル・エンターテインメント
であり、映画を観終えてもメロディー
や歌声、独特のリズムが頭の中で鳴り
響き、ストーリー性と共にインパクト
のあるものでした。

ボヘミアン・ラプソディが大ヒットした
２０１８年に公開された映画です。

我々が結婚した年でもあります。

妻は私とこの映画をゆったりと観るため
Blu-rayディスクを購入していたようです。

しかし、今日の今日まで、妻がこの映画を
私と一緒に観るために準備していた事を
知りませんでした。

この４年間、定年退職する間際、
私はプロジェクトが重なり忙殺され、

退職後も両親をみおくるなど
精神的にも余裕がありませんでした。

このことを改めて気付かされました。

今日は、この映画を観て私が感じた
ことをお伝えしたいと思います。

テーマは、
「当事者の感じ方が重要」です。

この映画は、奇人を見世物にする
フリークショー(Freak show)を題材
としています。

日本でいえば見世物小屋のことです。

ただ、日本の見世物小屋とは雰囲気が
違います。エンタメショーです。

PTバーナムとその家族の実話をもとに
制作されたようです。

時代背景は1840年代のアメリカ。

彼は、身長約64cmのトム将軍を筆頭
とした奇人などを集めショーを行い
大盛況をとなりました。

しかし一方では、道徳心の強い人々や
マスコミから強く非難を受けます。

当然ながら当事者である奇人たちが
どう感じていたかが重要です。

差別や偏見について、
考えるきっかけになります。

当時はまだまだ階級社会であり、
身分や容姿で差別を受ける時代
背景があります。

「みんな違うから輝くんだ！」

自分の親からも世間から隠したいと
言われ続けてきた主人公たち

彼らが表舞台に立つ日が来ます。

彼らの想いを代弁する「This is me」
という歌に胸が締め付けられます。

１８０年近く前の出来事なので、
真実は判りませんが、、、

暗闇から解き放たれた解放感が
映画のメインシナリオとなって
います。


「This is me. ディス・イズ・ミー」

　私は闇を知っている

　言われた　 隠れてろ
　お前など見たくない

　身体の傷は恥だと知った

　言われた　消えろ
　誰もお前など愛さない

　でも心の誇りは失わない

　居場所はきっとあるはず
　輝く私たちのために

　言葉の刃（やいば）で
　傷つけるなら

　洪水を起こして溺れさせる
　勇気がある
　傷もある
　ありのままでいる

　これが私

　気をつけろ　私が行く
　自分で叩くドラマが伴奏

　見られても怖くない
　謝る必要もない

　これが私

　心に弾を受け続けた
　でも撃ち返す

　今日は恥も跳ね返す

　バリケードを破り
　太陽へと手を伸ばそう

　私たちは戦士
　戦うために姿を変えた

　心の誇りは失わない

　居場所はあるはず
　輝く私たちのために

　言葉の刃（やいば）で
　傷つけるなら

　洪水を起こして溺れさせる

　勇気がある
　傷もある
　ありのままでいる

　これが私

　私にも愛される資格がある
　値しないものなど　何もない

https://www.youtube.com/watch?v=IRyMoHJu-i8


「闇夜にいた私たち
　あたなは希望と
　家族を与えてくれた」

彼らは解放され、救われたと
この映画では表現されていますが、、、

私は、きっとショーに
出演した当事者、
ひとりひとりが感じるもの
や想いは、もっと複雑で
千差万別だったのではないかと
感じました。

一番重要なのは、
ひとりひとりに寄り添い
その人がどう感じ、どう思うか
しっかり耳を傾けることが重要。

私にはそれしか言えません。

あなたは、どう思いますか？

ではでは