オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

昨日、妻が紹介した妻と妻の妹さん
の間に起こった不思議な現象は、
「シェルドレイクの仮説」による
「共鳴」が起きたのではないかと
考えています。

その不思議な出来事とは、
次のような内容でした。

昨年、我々夫婦が行った、自宅
マンションのリフォームと
今年の夏に妹さんが行った
マンションのリフォームに使った
床材がまったく同じ柄だったと
いうものです。

妻の妹は、我々のリフォームを
見ていませんし、妻はも妹さんに
リフォームの内容を伝えていません。

それぞれのリフォーム業者も違う
ため、情報を共有できる状態では
なかったのです。

しかし、世の中ではこうした現象は、
実際にいろんな場面で起っています。

１９７１年に生物学者・超心理学者の
ルパート・シェルドレイクという人が
『生命のニューサイエンス』という
本の中で、次のような仮説を発表して、
大きな波紋を呼びました。

「直接的な接触がなくても
　ある人や物に起きたことが
　他の人や物に伝播する」

「記憶や経験は、種ごとに
　サーバのような場所に保存され、
　脳は単なる受信機」

これが「シェルドレイクの仮説」と
呼ばれるものです。

科学雑誌『ネイチャー』は、
「シェルドレイクの仮説」を発表
した本を「焚書に値する」と
酷評したようです。
一方で、
『ニューサイエンティスト』誌は、
「真正の科学」と評価しました。


「臭い物に蓋をする」という風潮は
いつの時代、どの国でもあるのかも
知れません。

科学の発展がなければ人間の発展は
ありません。

シェルドレイクの仮説を確かめる
ために１９８３年に、イギリスの
テレビ局が行った公開実験を
ご紹介します。

テレビ局が行った公開実験の内容は
次の通りです。

１．２種類のだまし絵を用意する。

２．だまし絵の１つは公開しない。

３．だまし絵のもう１つは、視聴者
　　２００万人にテレビ公開する。

実験は、このテレビ放送が流れない
地域の人に行うため、だまし絵を公開
しても公開しなくても、
その内容を知らない（見れない）人に
行いました。

実験した人数は、
　　テレビ放送を行う前1,000人
　　テレビ放送を行った後800人

【実験結果】
　「公開しない」だまし絵の正解率
　　放送前　9.2%
　　放送後　10.0%

　「公開した」だまし絵の正解率
　　放送前　3.9%
　　放送後　6.8%

「公開しない」だまし絵の正解率は、
あまり変化しませんでしたが、
「公開した」だまし絵の正解率は、
大幅に上昇しています。

この公開実験で、シェルドレイクの
仮説が広く知られることになりました。

あなたは、この結果をご覧になり
どのように感じられましたか？

不思議ですよね。

「だまし絵」放送を見た200万人とは
関係のない800人は、どうして放送前と
放送後で正解率がこんなに増加したの
でしょうか？

「脳」は受信器の役割を果たしている
といわれています。

テレビ放送を見た200万人の人が正解を
知ることで、その情報を「脳」という
受信器でキャッチしたのでしょうか？

2000年に、日本では、
日本テレビが「シェルドレイクの仮説」
を実験しています。

家の中にいるペットの犬が、
ご主人様が帰宅することを
先回りして察知し、
玄関に移動して、
待っていることを
カメラが捉えていました。

シェルドレイクは、
宇宙人が作ったのではないかと
いわれたミステリー・サークルを
作る実証実験も行っています。

その実験中にも「共鳴」が起り、
各地でミステリー・サークルが
作られたそうです。

大変興味深い話です。

学ぶことにより、
知らないことを知ることは、
楽しいですね。

ではでは