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【仙台育英高校甲子園優勝に学ぶ】No.375

2022年08月25日

第１０４回全国高校野球の甲子園
球場の決勝戦で仙台育英高校が
優勝しました。

史上初めて優勝旗が「白河の関」を
超えて東北の地に渡りました。

地元紙の号外を求める怒涛の人並み
をテレビ報道で目の当たりにした私
はその熱意に圧倒されました。

東北といっても範囲は広いのですが、
東北に住んでいる人という共通の
アイデンティに陶酔する人々のパワー
を目の当たりにしました。

今日はアイデンティの大切さについて
お話しさせて頂きたいと思います。

年齢を重ねると自分で活動範囲や
交流範囲を限定しがちになります。

人によって理由は、
様々だと思いますが、、、

新たに習い事をしたり、
老人会や趣味のサークルに
参加するのに億劫になる人の
少なからずいます。

その理由は、

・氣を使いたくない

・もったいない

・面倒くさい

・人と比べられたくない

・そんな暇はない

・今さらどうでもよい

などと考えてのことかも知れません。

朝か夕方に欠かさずウォーキングし、
食事も野菜とタンパク質を取り、
さらに塩分の取り過ぎにも気を付ける
など自己管理しているから老化予防も
万全だと思っているかも知れません。

昨今、核家族化が進み、遠くに住む
子供や孫達と会うのは年に１～２回と
いう人も増えています。

親戚づきあいも少ないので、他者と話
をする機会がめっきり減っています。

それでもパートで仕事している人は、
まだいいのですが、リタイヤして家で
悠々自適の生活をしているあなた

本当に今の生活で大丈夫でしょうか？

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、

「人間は社会的動物である」

と表現しています。

ポリスと呼ばれる都市国家の中で生きて
いるのが人間であるため、人との交流が
基本になります。

幸せになりたかったら、
人の集まるところに顔を出す。

心穏やかに過ごせるコミュニティに所属
することで、所属感や一体感を覚え、
安心してメリハリのある生活を送ることが
できます。

面倒くさがらず

老人会

町内会

神社のお世話かかり

趣味のサークル

など身近なコミュニティに所属し、
他者と話す機会を進んで持つことは
非常に大切なことです。

もしあなたのご両親や近しいお友達の中で
人との交流に慎重になられている人がいたら、
是非、定期的に人と話すなんらかの機会を
持つように勧めてあげてください。

老化予防に有効な手段だと認識すれば
氣分が前向きになると思います。

ではでは