【インビクタス】No.387
ネルソンマンデラ氏が27年間も
獄中で心が折れず、
心を支えた詩「インビクタス」を
ご紹介します。
インビクタスは、Invictusと綴ります。
ラテン語で
「征服されない」「屈服しない」
という意味です。
「インビクタス」という詩は、
19世紀のイギリスの詩人
ウイリアム・アーネスト・ヘンリー氏
によって書かれました。
ウイリアムは、壮絶な人生を送ります。
12歳の時に病気で左足を失い
20歳の時には今度は右足も失う
それでも結婚し、女の子を授かりますが、
その娘も6歳の時に死んでしまいます。
こうした自分の人生の試練に向かい合い
自分自身の魂の救済、
心の奥底からの不屈の叫びを綴ったもの
です。
獄中のネルソンマンデラ氏にとって、
この詩が心の支えとなったのです。
噛みしめて読んでみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「インビクタス(負けざる者たち)」
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
William Ernest Henley
ウィリアム・アーネスト・ヘンリー
(1849~1903)
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自分の人生(運命)は自分で切り拓く!
という強い決意
自分の心(魂)は決して他者から
コントロールされることはない
この詩を読んで、その力強さに勇氣が
湧いてきます。
今日はあなたにおすそ分けです。
ではでは
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