【同じ釜の飯を食う仲間】No.420｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【同じ釜の飯を食う仲間】No.420

2022年10月09日

私は、学生時代に
ワンダーフォーゲル部に
所属していました。

登山部ほどハードじゃなく、
自然の中の活動であれば
好きなことが何でもできます。

勝敗を決める試合はありません。

でも一応、体育会系です。

夏合宿は２週間程度、テントを
担ぎ山に籠もります。

１年目の夏合宿は、北アルプス縦走。

立山、剣岳、赤牛岳、水晶岳、雲ノ平、
三俣蓮華岳、槍ヶ岳、大天井岳、常念岳、
蝶が岳から上高地までの工程でした。

夏合宿に備え、１週間の平地合宿で
体力づくりをします。

部員全員が泊まり込みで、
寝食を共にするのです。

夏合宿もテントでの移動なので
ずっと同じメンバーです。

「同じ釜の飯を食う仲間」

計画を立て、備え、実行した仲間は
生涯の友となります。

卒業し、３８年間会社員となり、
生きるためのお給料を頂きました。

上司、同僚、部下と力を合わせ
課題に挑戦しました。

しかし、残念ながら、
学生時代のような親密性は
生まれませんでした。

当然のことといえば当然だと思います。

与えられた課題にチャレンジすることと
自分たちで課題を設定し、
チェレンジする違いでしょうか？

ところが、今、私は学生時代の仲間と
同じような感覚で付き合える仲間に
出会えたような気がしています。

定年退職し、第二の人生を模索するなか
出会った仲間です。

昨日、この仲間達との研修がありました。

同じ志（こころざし）をもつ仲間と一緒に
学びの空間に身を置くと、
充実感と幸福感に包まれるのです。

このような感覚になる理由は、

人の本質に迫り、探求し続ける
学びだからなのです。

人は社会を形成し、発展してきました。

社会の形成に欠かせないのは、
相手を思いやる円滑な
コミュニケーションです。

さらに人間は今も進化し続けています。

あなたは人の本質は、何だと思いますか？

質問の意味も抽象的でわかりづらい
かもしれませんね。

動物とは違う、地球規模の社会を作り上げ、
進化し続ける人間の本質は、

「善」と「親切」と「可能性」であると

定義することができます。

即座に腑に落とせる概念ではありません。

一朝一夕で習得できるものでもありません。

学び続けることを習慣化することで、
だんだんと入ってくるのだと思います。

ワンゲルの仲間と同じ感覚

即ち「同じ釜の飯を食う仲間」と感じるのは

活動の目的が純粋だからだと思います。

大手を振って「利他」といえる活動

しかもボランティア活動ではない。

「経済活動」と「利他の精神」が両立し、

しかもそれが
文部科学省が提唱する「生きる力」および
経済産業省が提唱する「社会人基礎力」に対応
するプログラムなのです。

このプログラムを仲間と一緒に学べるなんて、
ワクワクするのは必然だと思いませんか？

このプログラムを活用した勉強会を
近々、ご案内させていただきます。

乞うご期待ください。

ではでは