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【一品ものとの幸せな出会い】No.421

2022年10月10日

最近、ますます”感”が働きます。

そう！いわゆるシックスセンス。

昨日の出来事です。

”やっとかめ”に常滑焼まつりが
開催され、妻のお供をしました。

”やっとかめ”とは、三河弁で
久しぶりという意味です。

コロナでお祭りが中断され、
実に３年ぶりに開催された
「第５６回常滑焼まつり」です。

我々が常滑焼まつりに行ったのは、
今回で４回目です。

実は、常滑焼まつりと我々夫婦は、
相性がいいんです。

くじでUSJの入場券が当たったり、
素敵な抹茶茶碗に巡り合えたり。

料理好きな妻は、
食事は目でも食べるタイプ（笑）

だから？

なので？

食器には目がないのです（笑）

駐車場は満車でした。

でも勝手にすぐに止められると
思っているので、
イライラすることはありません。

思惑通り、両手にずっしりと袋を
ぶら下げたご夫婦が目に入りました。

待つこと数分でした。意気揚々と
”ボートレースとこなめ会場”※
に向かいます。

※常滑ボートレース場

まずは若手作家グループのテントを
まわり、渋い小ぶりの丼をお買い上げ。

売れている陶芸家さんを横目に眺める
陶芸家さんの視線がちょっと寂しそう。

雨が降りだしました。

一旦切り上げて、
”とこなめセラモール会場”へ。

陶器店の団地みたいなところです。
驚いたことに３年前に比べお店が半減。
どの世界も競争が厳しいんですね。

お値打ち品を何点か買って、
もう一度、ボートレース会場に戻る
ことにしました。

二つ会場間は車で１０数分の距離です。

それでも折角来たんだからと意を決して
戻ることにしました。

そこで、出会ったのが、
でこぼこと手作り感あふれ、柔らかく
温かみのあるしっかりしたお皿です。

この作品を手掛けられた陶芸家さんが
不完全な箇所や使い手のことを考え、
重くなり過ぎないように工夫された点
などを丁寧に教えて下さいます。

普段使いには支障ありません。

その作品の個性なのです。

このお皿の他に、何とも味のある
リンゴのようなかわいいお皿を２枚、
合計３枚頂く事になりました。

そうすると、なんと小ぶりのお皿を
プレゼントしていただけました。

ひとつひとつ丁寧に新聞紙で包んで
頂き、喜んで会計を済ませました。

思わず名刺を渡してしまいました。
お買い物をして名刺を渡したのは
はじめての経験です。

ルンルン気分で岐路に。

車を運転し、しばらくすると
登録されていない番号から電話です。

電話の主は、今しがたの陶芸家さん。

なんと！
購入した皿を入れ忘れたとのこと。

こんな偶然あるもんですね。

常々、出会いは必然だと感じています。

何故かふと名刺を渡そうと思ったのも
このアクシデントを予期していたのかも。

会場までは１時間半くらいかかりますが、
笑いで包まれた楽しいドライブデートと
なりました。

ではでは