【ものの価値……遺産整理から学んだこと】No.462｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【ものの価値……遺産整理から学んだこと】No.462

2022年11月20日

おはようございます。
お久しぶりです。
今朝は、妻、惠美が担当します。

先のメルマガ
【相次いだ宅配トラブルから想うこと】No.446

私が『メルカリ』を始めたことと
いきなりトラブルに巻き込まれた
ことに触れました。

そもそも、
フリマアプリ『メルカリ』とは、
創業者である山田進太郎氏が世界
一周の旅で抱いた、
「限りある資源を循環させ、より
　豊かな社会をつくりたい」
という問題意識によって生まれた
そうです。

山田氏が見た光景は、一体どんな
ものだったのでしょう？

私には、世界一周の経験はありま
せん。けれど山田氏の抱いた問題
意識は、９月から１０月での経験
で得た、今の私の真情に通じてい
るような気がします。

今まで、何度もメルマガで触れて
きましたが、
夫と私は、両親の家をどうするか
を悩みに悩み、思案の末に売却を
決めました。
すると、解体、更地渡しでなくて
現状のまま（荷物を搬出した状態）
でという売却話がとんとんと進み
ました。

一か月で、購入者へお渡しをしな
ければなりません。

家の中を空っぽにするために、
家具・家電の運び出しと処分は、
業者さんにお願いしました。

けれど、両親の家にあったものの
殆どは、次のような品物で、その
処分は、想像を超えていました。

・既に故障してもの
・言葉に出来ない私物
・いつの間にか使われなくなって
　朽ちたもの
・当時は新品だったけれど、
　使われないまま、仕舞いこまれ
　役に立たなくなったもの

家具家電含めて、全部でン百トン
を超える荷物を処分しました。

半世紀以上の結婚生活で、
いつから溜め込み生活が始まった
のでしょう。
質素な生活をしていた両親。
『家には大したものはないぞん。』
と言っていたけど。
大したものを遺してくれてる！！

取り組みんだ約一か月の間、ずっと
ずっと、私は考えていました。

「この荷物たちがゴミではなく、
　資源になる方法はないのか？
　誰かの役に立つ方法はないのか？」

ゴミ（もの）は
最初からゴミではありません。

買ったもの、
貰ったもの、
手元にあるものを、使えるうちに、
活かしてないからゴミになります。

活かすもゴミにするのも、持ち主
次第なんです。

つまり
自分が使わないなら、使ってくれる
方にお譲りして、ものの価値を全う
させなきゃということです。

我が家では絶対に使わないものの山
を何とかしたい一心で、
当初、私は『ジモティ』をおおいに
利用しました。

『ジモティ』のＨＰを見ると
次の文言が、真っ先に目に飛び込ん
できます。

「必要なものを必要な人へ
あなたのいらないが誰かの役に立つ」

先のメルマガ
【モノが輝く！人が喜ぶ！】No.399
で報告しましたが、本当にたくさん
の両親の遺した品を『ジモティ』を
利用し、必要とする方へお譲りしま
した。

現在、私は『メルカリ』を利用して
自分自身の持ち物を活かすべく、
せっせと出品をしております。

明日は、そこでの話をさせていただ
きます。

ではでは、今日も良い一日を。

※参考資料
ジモティ
https://jmty.jp/