オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

おはようございます。

元旦はどのように過ごされ
ましたか？

我々夫婦は、大晦日に八坂神社
で大祓行事に参列しました。

一年の穢れを落とすためです。

祝詞は五分位あるんですね。

神経を集中して聞いていると
マインドフルネス効果があるんだ
という氣持ちになりました。

穢れを落としてまっさらで、
リフレッシュした感じです。

とてもいい感じでした。

ところで、あなたは、
今年の目標を決めましたか？


【人間関係リスクを取る】

私の今年の目標のひとつです。

人間関係リスクという言葉は
勝手に私が考えた言葉です。

自分が良いと感じたことを
ちょっと踏み込んで行動に移す
ことにしたのです。

その行為を相手がどのように
捉えるか判りませんので、
あえて人間関係リスクと表現
しています。

例えば、こんな行為です。

その１

大晦日から元日にかけて、
京都好きの妻のお供で京都に
行ってきました。

新幹線の待合で腰かけていると
我々よりご年配のご夫婦が
席を探していました。

あいにく席は見つからなかった
ご様子でした。

我々の席からは少し離れて
いましたが、席をお譲りするため
お声がけしてみました。

とても喜ばれました。


その２

大晦日の夕食は、先斗町でした。
少し早めの夕方５時から予約しました。

６時になると席は一杯でした。

５０代半ばの兄弟と思しき男性二人
そしてそのお母さんだと思います。

あまりにもお店の対応が遅くて
待ちぼうけの状態が長く続き、
お母さんは寝ているように
下を向いて、うなだれています。

息子さんたちも困っているご様子。
ため息が聞こえてきそうです。

我々は食事はほとんど済んで
いましたが、デザート待ちの
手持ち無沙汰でした。

勇氣を出して、お声がけしました。

そうするとお母さんが語気を荒げて
声を出されました。

「私はもう８５歳だ。
　もう待ちくたびれた。
　こんなところでご飯なんか
　食べたくない」

そうおっしゃったのです。

お聞きすると神奈川から
３１日から３日まで
年末年始を母子で過ごす
初日だったのでした。

お母さんの剣幕に驚いてしまい
そんなにお話しはできませんでした。

しかし、少しでも時間つぶしの
ネタを提供できたのかなと勝手に
判断しました。

息子さんたちのお顔が少し晴れた
ご様子でした。

その３

京都市内の移動は、バスが便利です。

スマホのGoogleマップと
地下鉄や電車と組み合わせれば
観光客の移動に不安はありません。

市内の中心地を通ってバスが終点の
京都駅に着きました。

最後尾にいた我々が降りようと
バスの前方に進むと、ひとりの
お年寄りが席に座って居眠りを
されていました。

そっと肩に手を触れ、
「着きましたよ」と声掛けしました。

我々は先に降りて、駅に向かって
歩いていると、先ほどのご婦人が
駆け寄ってこられ、しっかりした
声で「ありがとうございました」と
お礼を言われたのです。

ちょっとびっくりしました。

心がスッとしました。

人間関係リスクをとる。

他人に関与しない。

そんな風潮がまん延しています。


他者から偽善だとみられたら嫌だな。

自分には関係ないから放っておこう。

これまで私はこんな風に
思って生きていた節があります。

というのも、そこまで何も考えて
いませんでした。

自分のことが精一杯でした。

昨年から、新たな学びを通じて
人には可能性があることを
意識するようになりました。


人の本質は

善
親切
可能性

この本質に沿うものであれば
人間関係リスクを取ってみよう

それを今年の目標のひとつに掲げました。

今朝は初夢ですね。


あなたはどんな初夢を見ましたか？

一富士、二鷹、三茄子

私の初夢は、今日のメルマガのタイトル
【人間関係リスク】という言葉でした。