オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

昨年末から私の頭の中に
再現性という言葉が
リフレインしています。

真の本物かどうかを見極める
ポイントになるからです。

例えば、年末に大掃除をして
部屋がきれいに片付けることが
できたとしましょう。

そのきれいな部屋の状態を保つ
ことができる。

出したら片付ける。

いつもきれいな状態をキープする。

これが再現性がある状態です。

部屋をきれいな状態に保つためには、
確実に一定のルールを守る必要が
あります。

掃除の時間を決める
片づける場所を決める
片づける習慣をつくる

あるいは
定期的に掃除をしてくれる人に
任せるという方法もあるでしょう。

ゴルフのスコアもわかりやすい例
かもしれません。

いつもは、１２０打前後叩いて
いた人が、たまたま１００を切れても
それは実力ではないでしょう。

偶然やラッキーが重なっただけかも
しれません。

コンスタントに１００を切る実力を
つけるためには、何かしら体得する
ポイントがあるはずです。

ポイントを掴んだ人が連続して
１００を切れれば自信につながり、
再現性が生まれます。

１００を切る実力があるという状態です。

また、別の事例でいえば、
世の中には、数え切れないほど沢山の
カウンセラーやコーチングを
生業（なりわい）とされている方がいます。

自分を成功に導いてくれそうだ
と考えて、お金を払って学びます。

はたまた、心の病の改善を求めて
やってくる人のための
メンタルクリニックも
あちらこちらに目にします。

カウンセリング、コーチング、
メンタルクリニックを頼りに
やってくる人は、確実に自分の
希望した現実を手に入れている
のでしょうか？

たまたま自分はこのやり方で
上手くいった。

自分の成功体験を人に伝える
ことはできます。

べき論を伝えることはできます。

何回やっても
誰がやっても
上手くいく方法

それが再現性があるということです。

胡散臭いという言葉があります。

疑わしい、何となく怪しいという
時に使われます。

再現性を確保するには、
しっかりした理論や科学的な根拠が
必要だと思います。

冒頭の部屋をきれいな状態に保つ
いつでもスコア１００を切れる
ためには、習慣づけや
体得するまで練習する必要があります。

自転車に乗れるようになるために
見よう見まねで自分で乗れるように
なる人もいるでしょう。

親や年長者に教えてもらって
乗れるようになる人もいるでしょう。

自動車の運転には運転免許証が必要です。

自動車学校に行って
安全確認の方法
運転操作の方法を習います。

運転免許証を交付されても
実際に普段、乗らなければ
運転するのが怖いと感じる
人も少なくありません。

だから車には乗らない。
ペーパードライバーです。

私が昨年、出会った
脳科学で人の可能性を広げる
「教育立国日本」を目指す
という志も同様です。

やはり重要なのは再現性の
有無だと思います。

人の悩みや心の問題を扱う

カウンセリング
コーチング
メンタルクリニック

などを選ぶ際に重要なポイントは、

提供する情報に明確な「根拠」があり

誰がやっても同じような効果
を期待できる「再現性」があり

しっかりと社会の役に立つ「社会性」
が必要だと思います。

これらが整っていないと
学んだことを実生活で活かすことが
できないからです。

この３つが整っていたからこそ私は
心理学を含む分野となりつつある
脳科学を学ぶことの意義や大切さ
を感じることができたんだと思います。

「うつ」は、セロトニン、ドーパミン、
ノルアドレナリンなどの脳神経伝達分泌
が低下している状態という事がわかって
きているそうです。

原因がわかれば対処が可能になります。


年末にあるコーチングの方と話す機会が
ありました。
その方は、私は「再現性」に自信が
あると言われていました。

これまで、世界中を回った経験があり、
日本で一流の権威のあるマーケティングの
先生について１年間学び、自己投資に
数千万円かけてこられたそうです。


部屋やゴルフのスコアの場合、
再現性の有無は確認することができます。

でも、メンタル面での課題が克服されたか
どうかについての「再現性」はどうしたら
確認することができるでしょうか？

今年、私は「再現性」を重要なテーマの
ひとつとして取り上げていきたいと
考えています。

あなたは、今年の目標を決めましたか？

「再現性」を確保するためには

書き出すことも非常に重要です。

ではでは