【どうする家康、第２話から学ぶ】No.519再
本日配信したメルマガに
大きな誤りが二つもあり
再送いたします。
その１ 本多忠勝氏
名前の漢字を本多忠勝とすべき
ところを文中に３回も本田忠勝と
表記していました。
このままでは、岡崎市民として
市内を歩けません。
メルマガを配信し、すぐにご指摘の
ご連絡をいただきました。
ありがとうございました。
その２ 脚本家です。
『鎌倉殿の１３人』の脚本も
古沢良太氏と書いて妻から
「こんな間違いをした時点で
今日のメルマガは終わったね」
と言われてしまいました。
昨年のNHKの大河ドラマ
『鎌倉殿の１３人』は、
清須会議
THE 有頂天ホテル
ステキな金縛り
ザ・マジックアワー
最近では
老後の資金がありません！
など、数々のヒット作品を
生み出されている私も大好きな
三谷幸喜さんですよね。
自分でも『鎌倉殿の１３人』の
脚本をどうして古沢良太さん
としてしまったのか、
「記憶にございません！」と
言ったら、今度は
妻から叩かれました（笑）
ということでこの２点を修正して
再送させていただきます。
～～～～～～～～～～～～～～～
今年のNHK大河ドラマは、
『どうする家康』です。
この作品は、戦国時代に
生まれた徳川家康公の心の
葛藤が描かれています。
徳川家康公は、
天文（1542年）11年12月26日に
岡崎城主 松平広忠の嫡男として、
愛知県岡崎市にある岡崎城で
お生まれになりました。
家康公が生まれた時刻は、
寅年、寅の月、寅の日、
寅の刻と寅づくめです。
ちょうどその時、愛知県奥三河の
古刹、鳳来寺（ほうらいじ）にある
薬師如来を護る十二神将（しんしょう）
のひとつ真達羅大将（しんだらたいしょう）
が消えたことから、真達羅大将の
生まれ変わりとされています。
『どうする家康』の脚本は、
ALWAYS 三丁目の夕日
探偵はBARにいる
相棒シリーズなどのヒット作品を
書いておられる古沢良太さんです。
ストーリー展開が面白くどんな
作品なのか楽しみにしています。
今日は、そんな『どうする家康』
第２話を観て、私が感じたことを
お話しします。
家康公は、６歳から今川義元の
人質として育てられました。
今川義元が桶狭間の戦いで織田信長に
殺されて、家康公の慌てふためく
様子がコミカルに紹介されています。
家臣を捨て、一人で逃げ隠れようと
する弱々しい家康公を
家来の本多忠勝は、主君と認めません。
なんとか松平家の菩提寺である岡崎の
大樹寺に逃げ帰りましたが、
敵に取り囲まれて大ピンチです。
その時、大樹寺にある
「厭離穢土、欣求浄土」
（おんりえど、ごんぐじょうど）という
文字が目に入った家康公はこう考えます。
「穢れたこの世は厭だ、極楽浄土に行こう」
そう思った家康公は、ご先祖様の墓前で
切腹しようとします。
そんな主君を見た本多忠勝は、家康公の首を
刎ねる介錯（かいしゃく）役を申し出ます。
ここからが第２話の見どころです。
ところが「厭離穢土、欣求浄土」とは、
穢（けが）れた現世を厭（いと）い離れ
争いのない極楽浄土のような世界を求める
という意味だったのです。
後に徳川四天王の家臣になる
榊原康政から言葉の意味を教えられた
家康公（当時、松平元康公）は、
ハッとします。生まれ変わります。
肝が据わるとはこのことです。
戦国時代です。
松平家の家督を継ぐ元康を今川義元の人質に
出した父広忠は、２４歳の若さで亡くなって
います。
元康がわずか７歳の頃です。
そして１９歳の家康公（元康）が
「厭離穢土、欣求浄土」に出会ったことで、
戦国時代における自分の役割に氣付きます。
同時に松平家の当主としての自分の在り方、
生きる道を得て生まれ変わった瞬間です。
目の輝きが違っていました。
態度も風格も別人です。
その主君の姿を見た家臣たちは、家康公を
心から当主として認めたのです。
戦国時代に５７回も戦って、無傷だったと
言われる徳川四天王のひとり本多忠勝が
家康公を主君だと認めた瞬間に熱いものが
こみ上げてきました。
古沢良太氏の脚本の妙味だと感じました。
この先、家康公には様々な困難が
立ちはだかり、その度に「どうする？」が
求められていきます。
どんな展開になるか楽しみです。
生きていく上で「どうする？」はつきもの。
そんな時、スマートなやり方、容易い方法や
テクニックや損得で判断するのではなく、
「厭離穢土、欣求浄土」のように自分が何を
なすべきかを心のよりどころとすべきだと
感じました。
自分らしく
自分の生き方
自分の在り方
自分のあるべき姿
ただ自分だけの目標ではなく、
社会に役立つ『志』を持つことが
大切であること。
そう思いながら『どうする家康』
第２話を観ていました。
あなたはどんな風にご覧になりましたか？
ではでは
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