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【今、社会に求められている「共感」】No.524

2023年01月24日

昨日の日本経済新聞の
トップ記事の見出しは
「社員の声聞こえてますか」
というものでした。

”カイシャの未来”という
興味深い特集が始まりました。

特集記事の書き出しと骨子をを引用
するとこんな感じでになります。

あなたの職場は熱気に満ちているますか？
それとも閉塞感に覆われているだろうか？

事業環境が激変する今、
硬直した上意下達の組織は成長できない。

やりがいを持って課題に挑む、
社員一人ひとりの「個の力」が
かつてなく重要になっている。

社員には解雇や報復の恐怖があるため
「心理的安全性」の実現は簡単ではない。

いい職場、悪い職場の違いは何か？

約3,400社の上場企業から約1.4万件の
社員の口コミを集めたデータがある。

評価上位５％と下位５％の会社の口コミを
可視化した。

共通のワードが会社の姿を反映している。

評価上位５％の会社　「共感」
・フラット
・ミッション
・行動指針
・成功
・メンバー
・自由闊達
・前向き
・個々人
・さん付け
・オープン
・慎重
・支援
・価値
・徹底

評価下位５％の会社　「旧弊」
・ワンマン
・イエスマン
・親族・同族・一族経営
・適当
・独立採算
・疲弊
・昭和
・営業所
・所長
・人手不足
・貰える
・無茶
・嫌う

2021年度の純利益を比較すると
評価上位５％はプラス7.7％
評価下位５％はマイナス2.4％

ここから見えてくるものがあります。

さらに、興味深い調査結果があります。

世界的な調査会社
ボストン・コンサルティング・グループ
のグローバル調査です。

それは、人材マネジメントにおいて
今後重視される組織能力の推移です。

2021年の重視する組織能力上位５項目
１位　人材・人事戦略
２位　リーダーシップの醸成と育成
３位　働きがい、満足度、福利厚生
４位　スキルの向上、再教育、研修
５位　戦略的な要員計画

社員には解雇や報復のリスクがあるため
率直に発言できる「心理的安全性」の
実現は簡単ではありません。

しかし、成長する企業には、自由闊達な
意見を出し合える組織風土が、今、確実に
求められているのは間違いありません。

最近、頭の中で考えていることが、
身の回りに起こったり、
関連情報を目にすることが増えています。

今、私が読んでいるのが
ラーニングエッジ株式会社の社長
清水康一朗氏が書かれた
「絆徳経営のすゝめ」という本です。

日立グループや日産自動車、日本テレビ、
日本水産など
1万社以上の創業発展、支援育成に関わった
伝説の経営者鮎川義介氏の経営哲学紐解く
世界初の試みをされ、現代的に実践できる
ようにした本が「絆徳経営のすゝめ」です。

創業社長にこそ読んで欲しい。
これぞ令和の「論語と算盤」！

「持続可能な経営」に必要なことが、
書かれている興味深い一冊です。

仮にあなたが企業の経営者であればもちろん、
会社で何らかの役職を持っている方、
個人事業主であればヒントになることが
沢山あると思います。

また、本の内容もご紹介しますね。

ではでは