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【マジョリティという偏見】No.535

2023年02月07日

私は先日、
所属している川柳サークルで
次の句を詠んでみました。

顔パンツ
恥じらい捨てて
脱ぎましょう

政府がゴールデンウイークの
最終日の５月８日から新型コロナ
ウイルスの分類をこれまでの２類
から季節性インフルエンザと同じ
５類に変更すると発表したときに
思ったことを詠んだ句です。

マスクをしている人は正しくて、
マスクをしていない人が変な目
でみられる世の中になっちゃう？

今回の政府の対応により、
あなたはマスクを外しますか？

テレビの街頭インタビューを
観ていると、マスクは外さない人
が結構いるかもと思いました。

人間は習慣の動物ですもんね。

この３年で化粧品の売上が下がり、
化粧をする習慣も変わったようです。

そもそも感染症の２類や５類には
どんな感染症があるのか主なもの
を調べてみました。

感染症の２類
結核、ジフテリア
SARS（重症急性呼吸器症候群）
MERS（中東呼吸器症候群）
鳥インフルエンザなど

感染症の５類
流行性インフルエンザ
AIDS（後天性免疫不全症候群）
性器クラミジア感染症
梅毒、麻しんなど

もう一度言います。
インフルエンザと同じです。

インフルエンザが流行する冬場に
マスク対策する人はマスクをしたら
良いと思います。

でもそれまでマスクをしなかった人は
する必要がなくなるということですね。

分類が２類から５類に変更されることで、
こんな風に違いがあるようです。

大きな違いのひとつが行動規制です。

５類では緊急事態宣言は出されません。

入院勧告や指示、感染者・濃厚接触者に
対する外出自粛要請もなくなります。

大きな声を出すイベントは、対策すれば
以前のように入場数は、定員どおりに
なります。

普通のお医者さんにかかることができ、
本人負担もインフルエンザなどと一緒
です。

「でも、５類に移行しても、
　コロナウイルスがなくなるわけでは
　ないでしょ！
　だから逆に怖いんです」

中にはこんな声も聞こえてきそうです。

マスクの着用については、
「屋内では推奨」から
「個人の判断（見直し時期は検討）」に
なっています。

マスクが感染予防に本当に有効だとしたら
個人の判断にはならないでしょう。

そもそもコロナウイルスは非常に小さくて、
マスクをしてても通り抜けてしまいます。

恐怖心や偏見から他者を攻撃することは
あってはならないと思います。

総理の秘書官が性的少数者（LGTBQ）に
対する差別的発言で更迭されました。

思っていないことは口に出ません。

日本人は、マークシート方式に慣れ過ぎて、
正解がない問題であったとしても、
どうしても正解を探してしまう習慣が
ついてしまっているのかもしれません。

自治体や医療機関などから「準備期間」が
必要という声があったため５類への移行が
５月８日になったそうです。

ということは「心の準備」ができた人は、
マスクの着用は「個人の判断」で
良いのではないでしょうか？

正解はないのですから。

マジョリティという偏見が跋扈する
社会は息苦しいと思います。

私は、基本的にマスクをしないで生活
していこうと思います。

ではでは