オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

まず最初に、お詫びしなければなりません。

昨日私は、
”明日は、変化に敏感に反応することの
逆のお話しをします。
それは、動物が生きていく上には大切な
「ホメオスタシス」「恒常性」が実は
結構厄介だということと、これを活かす
方法についてです”

と、書きましたが、人間が生きる上で
重要な「ホメオスタシス」「恒常性」が
厄介というと誤解を招きます。

人間は、生きて行く上で小さな変化に
気づきにくいという特徴がありますが、
これを「ホメオスタシス」「恒常性」と
の関係でお話しすることはしません。


その代わりに脳の構造と働きについて
簡単に触れてみたいと思います。

人間の脳の３つ構造と役割について
簡単にご説明します。

３つの構造とは大脳、小脳、脳幹です。


１　大脳

大脳には、人間脳と呼ばれる大脳新皮質と
動物脳と呼ばれる大脳辺縁系があります。

大脳新皮質（人間脳）は、
主に、人間の知的活動全般を担う部位です。
仲良くおしゃべりしたり、本を読んだり、
創意工夫したりするところです。

大脳辺縁系（動物脳）は、
短期記憶と情動を担う部位です。

短期記憶は、海馬（かいば）
情動（じょうどう）は、偏桃体が司ります。

動物脳である偏桃体に血流が多くなると
人間脳である大脳新皮質が働きません。

人間がもつ能力を発揮するためには、
人間脳を働かせる必要があります。

他者基準ではなく、自分軸で生きる
問題回避ではなく、目的思考で生きる
必要行動ではなく、結果行動に生きる


円滑なコミュニケーションを図るためには、
偏桃体ではなく、
大脳新皮質、特に前頭葉への血流が優位
でなければなりません。


２　小脳
小脳は、運動パターンや思考パターンなど
習慣化されたものを無意識で処理します。

最初は苦労し、転んでしまった自転車は、
一旦乗れるようになったら、
手足の動きやバランスのとり方など一連の
動きを考えなくても乗れるようになります。
これは小脳のおかげなのです。

一方、このパターン化は、結構、曲者です。

経験とその時の感情で人格が形成されます。

無意識についついやってしまうのは、
小脳のパターン化が大きく関係するのです。

このパターンを書き換えることができるんです。

脳には可塑性があるからです。


３　脳幹
最後が、脳幹です。
生命活動全般を担う脳が脳幹です。

いつも休むことなく身体を健康な状態に
保つために働いています。
心臓を動かし、呼吸をし、
ホルモンバランスを調整したり、
暑かったら毛穴を開き汗をかきます。

これを生体恒常性（ホメオスタシス）と
いいます。



あなたが幸せに生きるためには

今日の自分より明日の自分、
明日の自分より明後日の自分、
１カ月後、３カ月後、半年後
１年後、３年後、５年後、１０年後と

成長している自分がイメージ
できると素敵ですよね。

成長する自分になるために
脳の構造を知ることが
非常に役に立ちます。

脳があなたの身体のすべてを、
コントロールしているのですから。

私はこれを知り未来が開けた感じが
したのです。
だから脳について学ぶことにしました。

それも脳の細かなことを学ぶのではなく
幸せに生きるために知るだけです。

変われる自分、成長できる自分になる
ためにはどうしたらいいか。

人間関係のストレスを少なくする方法

脳のメカニズムを理解することで
こんなことも分かります。

瞑想やマインドフルネスも
脳のパフォーマンスを高めるためのもの。

これからヨガと瞑想に行ってきます。

日常生活のすべてが脳の働きの結果です。

また、お話ししますね。

ではでは