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【幸福度が低い日本人に必要なこと】No.587

2023年05月06日

日本は小さな島国です。

国土は世界のわずか0.25％
に過ぎません。

一方、震度６以上の地震の
約２割を占めています。

ということは大きな地震の
発生確率はなんと８０倍にも
なるといえます。

昨日、石川県で最大震度６強
という地震が発生しました。

能登地方では2020年12月から
地震が続いています。
この地方の方は大きな不安を
感じられていると思います。

でも石川県だけではありません。

私の住む愛知県では巨大地震の
東海地震、東南海・南海地震が
いつ起きても不思議ではないと
いわれています。

日本はどこに住んでいても
地震と隣り合わせです。

また、日本の活火山数は、
世界の７％を占めます。

台風だって頻繁に直撃します。

島国であるがゆえに移動も少なく
日本人は、世界の中でも自然災害に
さらされる確率は非常に高くなって
いることは事実です。

４月１日発売の
"最新科学が導く正しい脳の使い方"
「ブレイン・マッピング」という本では、
自然災害の多い日本と幸福度が低い要因
との因果関係について次のような内容の
ことが書かれています。

２０２０年９月のユニセフの報告書に
よれば、日本人の「精神的幸福度」は、
調査対象国３８か国中３７位だそうです。

一方で、「身体的健康」は１位であり、
著しく乖離していました。

日本人の遺伝子パターンとして、
セロトニンが分解されてしまったり、
セロトニンを沢山作れないため、
結果的にセロトニンが少なくなりやすい。

セロトニンは、
幸福感の基盤となる神経伝達物質です。

胸が熱くなったり、胸がキュンとする
幸福感は、神経伝達物質である
セロトニン、オキシトシン、
ドーパミンが関与しています。

その中でもセロトニンは、
ドーパミンやノルアドレナリンを
コントロールして、
精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが枯渇すると刺激に対して
敏感になり、前向き思考になりにくい
のです。

では、どうしたらいいのでしょうか？

ここからが正しい脳の使い方で重要な
ところです。

自然災害が多くセロトニンが不足しがちな
日本人が幸福感を獲得する方法について、
神奈川大学人間科学部の杉山崇教授は
次のように指摘しています。

人間は目的意識を持つことができるので、
思考パターンも行動パターンも変えること
ができる。

セロトニンが少ないから幸福感を得にくい
と決めつけるのは誤りであり、危険です。

心とセロトニンの関係は、
思考によってコントロールできる。

展望の力、意志の力を使い前向きになる
心がけを持てば、前向きになれる。

ここでは詳しく書けないので、是非、
あなたもこの本を読んでみてください。

自然災害大国である日本に住んでいるから
こそ、思考の力を最大限に発揮する
正しい脳の使い方を知ることが必要です。

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～ワタシはワタシ～（約３２分）

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