オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

高が知れる。

とか

高を括る。

という言葉があります。



頑張ったところで、、、

とか

その程度で大したことない

という意味で使われる言葉です。


高とは、
自分の経験則から推測する
自分の見積もりのことだと
理解しています。


この高という言葉、最近は、
あまり使わないかもしれません。


口にすることは少ないけれど
あなたも使っているのでは
ないでしょうか？

この高を括るという言葉を。

昨日私は、マルシェにご縁があり
出店されたお店に行ってみました。

このマルシェは、同じ志を持つ
仲間が、市の施設の一角で、
合同で開催したものです。

その会場で私は偶然にも、
音楽活動をされている学生時代の
先輩とお会いしました。

お仲間と一緒に催し物をされて
いたのです。

ゴールデンウイーク後半の昼下がり、
そこにはゆったりまったりした
時間が流れているように感じました。

氣持ちが変わると見える世界が変わる。

まさにそんな感じがしました。

今までの私なら遠巻きにして、
やり過ごしていた世界です。

それが昨日、ほんの数分ではありますが、
童心に帰って一緒にスウェーデンダンス
の輪に入れて頂き、一緒に踊ることが
できました。

中学時代に学校の行事でフォークダンスを
躍って以来の新鮮な出来事でした。

サラリーマン時代には、決して踊って
みたいとは思わなかったと思います。

念主語を"素直"としたせいでしょうか。

楽しいひと時でした。


また、マルシェについては、これまでは、
"通りすがりのひとり"だった私が
主催者側の視点からみることができました。

仲間が集まり、お店に来られた人と
お話ししながらモノやサービスを提供する。

商売の原点がここにあると思いました。

大学時代、ワンダーフォーゲル部として
大学祭に"ぜんざい屋さん"として出店した
ことを思い出しました。

ぜんざいを買ってもらえる嬉しさ
仲間と共に和気あいあいと準備した
懐かしい思い出が蘇りました。

一方、マルシェに出店したが
思うように売れないこともあります。

遠くからマルシェの会場まで来て
商品を準備し、お店に並べて
ほぼ一日、立ってたのに
思った以上に買ってもらえなかった。

そんなこともあるでしょう。

出店場所にどんな人が来るのか？

その人達はどんなニーズがあるのか？

商売には当たりはずれはつきもの。

というか、トライ＆エラーの繰り返し。

どんなこともやってみないと分からない。

やってみて初めて、結果が出ます。
やらないとわかりません。

以前にも書きましたが、
幸福の４つの要素があります。

やってみよう
ありがとう
なんとかなる
ありのままに

この四つです。

それぞれの要素をもう少し具体的に
したものがあります。

やってみよう
自己実現と成長

ありがとう
つながりと感謝

なんとかなる
前向きと楽観

ありのままに
独立とマイペース


昨日、過ごしたマルシェ会場には
こうした幸せの４要素がしっかり
折り込まれていることを感じました。


長年染みついた感覚

誰かが一生懸命にやっていることを
傍からチラ見するだけで

どうせ・・・
そんなことやったってしょうがない
何をバカなことを

私は心のどこかで
そんなことを感じていたかも知れません。

自分勝手な偏見フィルターを通して
テレビモニターを眺めるような感覚

自分の世界観から出られず
ついつい色眼鏡で見ること
あなたにもありませんか？

何事もやってみないと分かりません。

やってみないと
実際にそこに行ってみないと
自分が何を感じるのか
わかりません。

高を括らない方がいい

そう感じた一日でした。

経験こそ宝物ですね。

ではでは