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【父母の３回忌に想うこと】No.591

2023年05月25日

昨日、父母の３回忌をしました。

日差しが力強い一方で北風が強い
季節が入り混じったような日でした。

２０２１年３月１９日に父が、
７月３０日に母が他界し、
早２年が過ぎます。

出席者は、我々夫婦と姉と妹の４人。

場所は、お世話になっているお寺で
執り行いました。

お寺のご住職も代替わりされており、
ある意味、新鮮でした。

浄土真宗であるため戒名ではなく
法名を授かった父と母

父恒夫の法名は「華厳」
母とし子の法名「雲天」です。

浄土真宗は、亡くなったらすぐに
浄土と行けるという教えです。

毎日欠かさず仏壇に手を合わせていた
父母は、きっと極楽浄土から、
私の生き様を見守っていることでしょう。

宗教観は、人それぞれです。

昨今、カルトといわれる過激な新興宗教が
跋扈し、社会問題となっています。

運気を上げたり、金運に恵まれるための
高額な開運グッズが販売されています。

さらに「開運グッズ」を購入された方には
悪霊がついていると不安をあおります。

運気や金運を上げるためには祈祷が必要と
なり、信者は高額な浄財を収めて、生活が
困窮することさえあるようです。

自分は何のために生きるているのか？

自分の価値はなにか？

幸せになりたい

いつまでも健康でありたい

誰しも考えたり、願うものでしょう。

多くの人はずっと不安を抱えて生きている。

そんな風に感じます。

自分を信じて生きるためには、
自分がどれだけ素晴らしいかを
感じられたらいいですね。

宗教学、哲学、心理学は、
自分の存在を考えたり、
幸せに生きるため必要だと思います。

社会の中でより良く生きるために、
心理学を學ぶ人も多いと思います。

心理学は、人間の感情や行動の仕組みを
科学的に理解することができるため、
知っておくと何かと便利です。

私は、アドラー心理学の「目的論」や
「課題の分離」という考え方が大好きです。

一方、IT技術の進化やChatGPTに代表される
対話型人工知能が登場し、伝統的な価値観が
揺らいでいます。

激変する世の中にあっては、心理学に加え
"脳科学"的なアプローチが有効です。

自分らしく
自分が好きな世界で
自分の価値観を持って
自分で考えて
自分で行動できる

ようになるためには、

自己認知、自己確立、
アイデンティティ形成
自尊心が必要です。

それらを學ぶことで
人生を豊かに生きることが
できるようになります。

マズローの欲求５段階説の最上位の
「自己実現欲求」を満たすためにも
人間が無意識脳で生きていることを
知ることが有効だと思います。

なぜならば、"心"とは、
脳の反応のことだからです。

兄弟姉妹もその連れ合いも
皆還暦を過ぎると話題は健康に関する
ことが多くなります。

健康とは、
身体的にも
精神的にも
そして社会的にも満たされた状態です。

すべては知ることから始まる

両親の３回忌を無事終了した今
改めて私が想うことを綴りました。

ではでは