【ピンチを凌ぐ方法】No.594
気が付けば、既に６月も１週間
過ぎていました。
お元気でしたか？
私は、いろんな行事が集中し
多忙を極めておりました。
今日は、そんな中で起こった
出来事について振り返って
みたいと思います。
「人生万事塞翁が馬」
という故事があります。
目の前のことはチャンスなのか？
ピンチなのか？
すぐにはわかりませんね。
それは先週末のことでした。
台風２号の影響もあったのか
日本列島に線状降水帯がじわじわ
東海地方から関東に移動し、
観測史上最大の大雨となりました。
交通大渋滞に巻き込まれ、
帰りが深夜になってしまった人
家の近くの川が増水し、
家に帰れなかった人
車の中まで浸水し、
亡くなった人さえいます。
私はというと千葉県で
土曜日から１泊２日の
研修がありました
当初は、金曜日に移動する予定で
ホテルを押さえていました。
しかし、諸般の事情を考えて、
直前にホテルをキャンセルしました。
金曜日は予期せぬ大雨で、
新幹線は運行中止。
当初は丁度よかったと思いました。
ところがどっこい
土曜日になっても高速道路も
新幹線も交通網は寸断したままで
身動きとれません。
早朝のニュースを確認すると、
新幹線は午後から運行が再開される！
とのこと。
この時、私はこう思いました。
４時間遅れで研修に参加できそうだ。
しかし、ここからが大変でした。
アクセスが集中し、
新幹線の予約アプリは
なかなか開きません。
何度も挑戦するうち
約１時間かかって繋がりました。
いつも東京には
豊橋→東京の新幹線を利用します。
しかし、今回は選択肢を広げるため
名古屋→東京の列車を選びました。
但し、指定席は取れませんでした。
まあ、なんとかなるだろう。
いざ名古屋駅に！
しかし、しかし、
ところがどっこい第二弾（笑）
駅のコンコースは
ごった返しています。
この時点でチーン！！
大幅な遅刻が確定しました。
ここから改札口までたどり着くまで
長い長い２時間半の芋洗いタイム
小さなお子さんを抱っこしたママ
人混みに酔ってしまい
顔面蒼白な若い女性
車椅子の人もいます
気持ちが悪くなり
ビニール袋を借りて戻す人
指定席切符を持った女性が
「どうしたらいいの？
駅員さんいないんですか？」と
大声を張り上げる。
それに対して
前の方から若い男性が
「ここには誰もいません」と
答えると、あちこちから笑い声。
この辺りまではまだほのぼのと
した雰囲気でした。
人混みをかき分ける勇気がないと
まったく身動きがとれません。
ここからが長いこと長いこと
特に夜明け前は、
暗いとよく言いますが、
改札口付近は熱気がムンムン
立錐の余地もありません。
名古屋駅に到着したのが
11時30分前、
改札口まで辿り着いたのが
14時頃です。
あまりに人が多いため
改札機には切符も入れられず、
交通系カードもタッチ不要です。
出口専用の改札口もすべて使い、
芋洗い集団がじわじわ動きます。
さて、これから
スムーズに進むのかと思いきや、
まだまだ先が長かった！
なんと！列車に乗るまでにさらに
２時間20分もかかったのでした。
私はホームに出てから
正しい選択と間違った選択を
１つずつしました。
間違った選択は
ホームを自由席方向に進んで
しまったこと。
のぞみやひかりには自由席車両が
わずか３両しかありません。
しかも殆どの人は指定席なんて
買えていないんです。
普段は非常識ですが、
有事には指定席車両の通路に立つ
事がスタンダードだったような^ ^
普段の真面目くん？が
出てしまった！大失敗。
状況把握と有事対応が甘い！
戦場だったら死んでるかも。
正しい選択は、
ホームの立ち食いきしめんを
見付け食べたことです。
自由席方向に移動しなければ、
この立ち食いがあることを
見付けられませんでした。
ですから移動したことが
間違っていたのか
正しかったのかは
考え方次第です（笑）
実際に列車に乗ったのが、
16時20分
名古屋駅到着してから
約5時間後のことでした。
結局新幹線もデッキにしか
乗れずに、足が限界でした。
座れたのは横浜駅から東京駅
までのわずか15分位でした。
こうしたピンチをし凌ぐには
脳を省エネモードに切り替える
ことです。
新幹線に乗るまでの約5時間
私はイライラしたり、
焦ったり
マイナス感情に振り回される
ことは殆どありませんでした。
情動を働かせると疲れます。
前頭前野に血流が優位だと
精神的には疲れないのです。
今回のことでこの事が
よぉ〜くわかりました。
やっててよかった脳大成理論。
今自分が置かれているのは
みんな同じ
みんな我慢して並んでる！
ただ列車が来るのを待っている。
それだけのこと！
よし！
このそれだけのこと！
よし！
と自分を俯瞰して見る
そして、、
ベストを尽くしてる
よし！と思うことで、
自己肯定感が高まるのです。
因みに当然ながら
東京駅はごった返していました。
まだ書き切れないことが
色々ありますが、
これ以上長くなるといけません。
人混みでのピンチは
思考を司る前頭葉に血流優位にする！
くれぐれも情動を司る
偏桃体に血流を回さない。
今日は、これを心掛けて
ピンチを凌いだという
お話でした。
ではでは
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