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【あなたは自分らしく生きていますか】No.610

2023年08月01日



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「一期一会」のご縁です。

せめて、、、、
本日のメルマガを読んでから
クリックして頂ければ幸いです。


あなたは、ドキュメンタリー映画
「yokosuka1953」をご存知ですか?

facebookからの「一期一会」が
生んだ"奇跡"の作品です。

https://yokosuka1953.com/

2018年夏、
映画監督 木川剛志氏(和歌山大学教授)
のfacebookにこんな書き込みがありました。

「日本に住む親族を探しています。
 私の母は1947年に日本に生まれ、
 1953年に米兵に養子縁組され、
 アメリカにやってきました。
 彼女の昔の名前は"木川"、
 名前は"洋子"です」

同じ"木川姓"を頼りにし、
アメリカに住むシャーナの母親
バーバラ(旧制木川洋子)が
5歳の時、日本で生き別れた母を
探しているという
切実なメッセージでした。


7月30日は私の母の3回忌でした。

そしてこの映画が、7月29日と7月30日
の2日間だけ名演小劇場(名古屋)で
上映されることを直前に知りました。

引き寄せられたと思いました。
妻とふたりで足を運ぶことができたのは
決して偶然ではないでしょう。

この映画は、反戦はもとより
いろんな角度で観ることができます。

その中のひとつ私が頭に浮かんだのが
「自分らしく生きる」ということでした。

戦後の混乱期に米兵と母木川信子さん
との間の無籍の"混血児"として生まれた
バーバラ(洋子)さんは、
5歳で養子として渡米した先の家庭で
DVや人種差別などひどい目に遭います。

メッセージが届いた時、木川監督の
息子さんは5歳でした。

バーバラさんがお母さんと生き別れた
のも5歳であり、不思議な縁を感じた
木川監督は、バーバラさんのお母さん
探しを始める決意をしたのです。

ドキュメンタリー映画は、
静かに淡々と流れます。

私は、溢れる涙を憚ることなく
スクリーンに釘付けとなりました。

あちこちから観ている人の鼻を啜る
音が聞こえてきます。

残酷な環境であっても
バーバラさんはくじけませんでした。

非行に走ることも
お酒におぼれることもなく
りっぱな家庭を築いたのです。

それができたのは、
日本で過ごしたわずか5年間、
母親から、そしてご近所の人々から
愛されていたからでしょう。

ふるさとの横須賀を訪れた
バーバラさんの眼差しや
町の人の対応が物語っています。

映画の中のバーバラさんの言葉は、
私の胸にズシンときました。

「本当に辛さが癒されるのは、
 辛いことを吐き出せたとき」

この言葉から私が感じたのは、
人は、辛いことを聞いてくれる
誰かがそばにいることが、
必要だということでした。

その誰かとは親です。

しかし、親でなくても、
兄弟姉妹や友達でもいいと
思います。

たったひとりでもいい。

自分の気持ちを聞いてくれる人。

人は、たったひとり
自分のことを曝け出せる人を
探すために生きているのかも
しれない。

もしあなたが親であれば、
お子さんが辛い時、
聞いてあげられる関係性が
築けていますか?

残念ながら私はできていません。

そして、あなたにお聞きします。

あなたは本当に辛いことを
吐き出せる相手がいますか?

あなたが自分らしく生きるには、
その大切な方が必要です。

上映後、舞台挨拶をされた
木川監督の優しさ、穏やかさ、
凛々しさ、強さといったお人柄
を感じることができました。

本当に素敵な時間でした。

私は、生前母から戦争の話を
沢山聞かされてきました。

「空襲警報が鳴ると
 防空壕に走って逃げ込んだ。

 頭の上を焼夷弾がかすりそう
 な経験もした」と。

私は、何度も何度も繰り返す
母の話にウンザリしていました。

でもよくよく考えてみると
戦争で母が亡くなっていたら
今の私はいません。

母が、自分の命日に、
「yokosuka1953」を
私に授けてくれたのでしょう。

木川剛志監督は、
8月17日、18日に
鹿児島市ガーデンズシネマで
上映後にご挨拶される予定です。

鹿児島の方、
「yokosuka1953」
是非、ご覧いただけたらと思います。

https://yokosuka1953.com/

そして、感想をお寄せください。

ではでは



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