【足の水ぶくれと向き合う】No.165｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【足の水ぶくれと向き合う】No.165

2023年08月15日

「東京から歩いて富士山へ」
企画に参加することで、
身体の変化が何点かありました。

その一つは、足の水ぶくれです。
両足の裏に沢山できました。

もう一つは、内ももの股ずれです。

参加する前の準備不足でしょう。

暑さにかまけてまったく歩く気に
なりませんでした。

一切、口には出しませんでしたが、
出発日が近づくにつれ、
だんだんと不安が膨らんできました。

覚悟を決めていました。

道路歩きには、普段履き慣れている
ウォーキングシューズを使うので、
なんとかなると思っていました。

しかし、未経験の距離です。

初日は、甲州街道（国道２０号線）の
アスファルト道路を約３３㎞歩きました。

京王線明大前駅の近く世田谷区松原にある
冨士道神道扶桑教「本部」を出発したのが
朝８時１５分です。

世田谷区、調布市、府中市、国立市、日野市
を通り、八王子市のサイゼリヤに着いたのが
１９時４５分でした。

八王子駅前のホテルで靴下を脱ぐと
足の指、親指の付け根には、沢山の水ぶくれ
ができていました。

いわゆる靴擦れというやつです。

日常生活で水ぶくれができた場合、
針などで潰したくなるのはなぜでしょうか？

水ぶくれができたのは私だけではありません。

水ぶくれを潰すか、そのまま放置するか？

ふーみんに確認すると水ぶくれの中に
溜まっている液体には治癒力があるため
このまま放置するしかないということでした。

人間の感覚は不思議です。

身体に違和感があると気になってしまい、
これを排除しようと考えることが多いように
思います。

しかし、目標に向かい、前向きな気持ちで、
ただ歩くという健全な行動を繰り返すことに
よってできた靴擦れによる水ぶくれを潰す
必要はまったくないことに気付きました。

翌日からは、
靴擦れが起きないようにするために
厚手の靴下にしたり、靴紐の結び方を工夫
しましたが、水膨れはできました。

富士登山では、登山靴に履き替えたことも
あり、最終日には親指の横にかなり大きな
水膨れができていました。

水膨れは、足の指と靴下の空間を埋める
クッションの役割を果たしてくれている。

そう思うことにしました。

必要なものと受け入れることにしました。

毎日歩くために今の私にとって必要なもの。
それが自分の足にできた水膨れだと。

痛くも痒くもないので、違和感だけで
排除する必要はない。

これが正解だったようです。

家に帰ると水膨れはしぼんでいました。

そして、膨らんだ皮が硬くなり、
しわになっています。

足を守ってくれてありがとう！

私は、ちょっと前まで水ぶくれだった
硬いしわに向かって、こうつぶやきました。

二つ目の内ももの股ずれに関する
エピソードついては
次の機会にご紹介します。

台風７号が近づいています。

新幹線が計画運休し、高速道路も通行止め
になりそうです。

大きな被害がないことを祈るばかりです。