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【目の前で小銭がぶちゃかった‼】No.625

2023年09月10日

そのハプニングは、
昨日買い物に行ったときに
起こりました。

えっ⁈

なになにぃ？
小銭がぶちゃかった？

あなたは"ぶちゃかる"って
聞いたことありますか？

「ぶちゃかる」は、
「ぶちまける」
「散乱する」
という意味です。

愛知県で使われる方言です。

いや、もう使う人は少ないかも？

意味がわかったところで、
最初からお話ししますね。

そのハプニングは、
昨日買い物に行ったときに
起こりました。

私がお店に入ろうとしたところ、
お店から出てくる人がいました。

中年の女性です。

小銭入れを持っていました。

どういうあんばいでそうなったのか
わかりませんが、
小銭入れから２０枚近く位の小銭が
見事に散乱したのです。

お店の出入り口ですから
人が出入りします。

私より一足先に妻がお店に入った直後
の出来事でした。

あまりのできごとに、
その女性の口からは
声になるかならないかの大きさの
"あっ"っという声が洩れました。

異変に氣が付いた
妻が出てきて
散乱した小銭を拾い始めました。

もう一人、別の女性も一緒に
拾い始めました。

私が駆け付けたときには、
拾い終わるタイミングでした。

お店に入った私は、
妻にこう言いました。

私
「さっき、派手にやっちゃたね。
　ああいうときに、ひとりで
　拾う羽目になると
　妙に情けない氣持ちになるよね

　惠美が手伝ってあげてよかったね」

妻
「そうそう！よかったね」

なんかほのぼのした瞬間でした。

こんな時は、脳内でオキシトシンが
分泌されているんだなぁ。

この心地よさ

何ものにも代えがたい

小銭をぶっちゃけちゃった人も
協力して拾ったふたりも
私のようにそれを見ている人も

愛と絆のホルモン（神経伝達物質）
の効果にうっとりした時間でした。

あぁ～　幸せだなぁ～

あっ、あなたはこう思うかも
しれませんね。

実際に、聞いてもないのに
小銭を拾うのを手伝ってもらった人や
もうひとり拾うのを手伝った人の
氣持ちがなんでわかるんだ！と

いやいや、脳の構造は、
基本的にみんな同じです。

だからわかるのです。

親切にする人にも
親切にされた人にも
愛と絆の神経伝達物質
オキシトシンは分泌されるんです。

オキシトシンは、
赤ちゃんを出産する時に
大量に分泌されます。

だから母子の絆は、
父子より強いのかもしれません。

しかし、最近は、悲惨な事件が
頻発しています。

４日ほど前、
愛知県でこんな事件が起きました。

１４歳の女子中学生が
真夜中に包丁で母親のお腹を
刺して殺してしまいました。

殺された母親は４０歳でした。

まったくもって考えられません。

この１４年間に、
この母子の間には
どんな出来事があったのでしょうか？

事件の詳細は調べてはいません。

これは一般論ですが、

母親に対して
愛と絆のホルモンより
強い憎悪を抱いた少女

少女のこころは、
壊れています。

殺された母親より
少女の心の痛みに
想いを馳せると
胸が締め付けられます。

今日は
「へこたれずヒカル」から
「ウェルビーング伝道師」に
生まれ変わった初日です。

ますます
「ウェルビーング伝道師」
としての私の役割の重さを
痛感する事件です。

小銭がぶちゃかったら
躊躇することなく
助け合える

その親切心が自然に広がる
世の中にするために頑張ります。

殺されたお母さんのご冥福を
心からお祈り申し上げます。

合掌