【買い物で正義を貫けなかった私】No.631｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【買い物で正義を貫けなかった私】No.631

2023年11月02日

まずはじめにお詫びします。

はたまた２週間もメルマガを
お届けできませんでした。

気が付けば11月です。

今年も残り２か月、
時間帯も含めて、
柔軟に配信しようと思います。

我が家は、食品の買い物を
週に一度、妻とふたりで行きます。

最近は、何を買おうとしても
高くてびっくりします。

野菜、卵、牛乳、納豆etc

2023年の1月から6月までの
値上がり率は、食品全体で
前年比約６％増です。

昨年も既に１％以上値上がり
しているので、じわりじわりと
真綿で首を絞められている。

そんな気がします。

値上がりの要因は色々です。

ウクライナは、
世界有数の穀倉地帯です。

食品自給率の低い日本は、
円安も大きな要因です。

エネルギー価格の高騰、
鳥インフルエンザにより
鶏が大量に殺処分されています。

仕入れも大変だろうな、
生産者も大変だろうと
色々と考えながら
買い物をしていました。

妻から
「食べたいものを書き出して！」
と言われるのですが、
なかなか思い浮かびません。

苦し紛れに言ったメニューの
ひとつに"焼きそば"があります。

買い物をした日の当日に、
"焼きそば"を食べることが
決まっていました。

私が、"いつもの焼きそば"を
棚から手に取ったときでした。

品出しをしていた店員さんが
「お客さん、こっち！」と
日付の新しい"焼きそば"を
手渡してくれたのです。

私は、心の中で
「すぐに食べるのだから
　今手に持ってるもので良い」と
呟いたのですが、、、、

店員さんの好意を受けて
してしまいました。

あぁ、情けない。

咄嗟に声が出ませんでした。

こんな些細なことと、
思われるかも知れません。

でも、事の大小ではありません。

誰か困っている人がいても
迷わず声を掛けられないとか、

誰も見ていなかったら
不正を働いてしまうかも
しれません。

無意識脳は全体一致

咄嗟に出る言葉、
咄嗟に言葉に出ないこと

これまでも自分自身が、
すぐに反応できなかったことを
経験しています。

今日ご紹介した、
焼きそばのエピソードは、
もう２週間ほど前の出来事です。

ずっとわだかまりがありました。

店員さんは、自分が客の立場だったら
嬉しいと思ってのことでしょう。

私は、正義より店員さんの好意を
受け止めることを優先したのです。

もちろん好意を受け止めるのは
悪いことではありません。

でも、「この焼きそばは今から
食べるのでこれで大丈夫です。
ありがとう」と咄嗟に言える
自分でありたいのです。

メルマガで吐露しても、
心に刺さった棘は抜けません。

でも、これで自分を戒めることが
できるような気がしたのです。

健康のことを考えて
妻が毎日料理を作ってくれる。

本当にありがたく、
感謝しきれません。

今日もご縁をいただいた
あなたに良いことありますように。

そう願っています。

今日も一日がんばりましょう。

ではでは