オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

今日は、最近あった出来事を
ご紹介しながら、
気持ち良くコミュニケーション
できる場合とイライラしてしまう
コミュニケーションについて
考えてみたいと思います。

妻が使っているMagSafeタイプの
スマホ充電器が壊れました。

MagSafeタイプの充電器とは、
充電する際、円形の磁石をスマホの
背面に引っ付けるものです。

まだ、購入後半年の純製品なので、
修理してもらえるかもしれない。

そう考えた妻は、メーカーの
サポートセンターに電話しました。

オペレーターは男性の方でした。

非常に丁寧な言葉遣いで、使用状況
などを詳細に尋ねられていました。

必要な条件を確認するのに必要な工程
だと理解できるため、妻はほとんど
ストレスを感じていないようでした。

調査する際の待ち時間の音声も

クラッシック
ジャズ
無音

などが選択できるようで、
妻はジャズを聴きながら穏やかな
様子でした。

先入観かもしれませんが、
この手の電話での問い合わせは、
とかくストレスが溜まるもの。

私は内心ほっとしていました。

ところが、、、

なかなかこの先が大変でした。

純製品にはシリアルナンバーが
印字されていると言われるのです。

目をどんなに凝らしてみても、
細い電源ケーブルに文字は
見当たりません。

そこで、指定修理店に持ち込む
ことになったのです。

ここまでに要した時間は約１時間。

妻が昼食の支度をしている間に
私はもう一度、ケーブルを丹念に
調べてみると、、、、なんと！
文字を発見したのです。

こんな細い電源ケーブルに印字する
なんて、すごい技術だと感心して
それを撮影し、指定されたサイトに
アップしました。

妻は手が離せないので、今度は私が
サポートセンターに電話をしました。

これまでのいきさつを告げ、先ほど
アップした写真を調べてもらおうと
したのです。

ところが、事はスムーズに進みません。

先ほどとは別の男性のオペレーターは、
私が質問すると、それに答えようとせず
私に別の質問をしてくるのです。

わからないことがあるから質問している
のに、先方の段取りを優先するのです。

私は、思わず
「先ほどの方に代わってください」と
告げてしまいました。

オペレーターの男性は、機械的な口調で

「そういうシステムはありません。
　受付データは確認できますので、
　電話に出たものが対応することに
　なっております」

それはそうだと思いますが、、、
もう少し優しく言ってもらえないの？

"木で鼻を括る"とまでは言いませんが、
これまでの気持ちさが音を立てて崩れて
いく瞬間でした。

さらに、私の時は電話の待ち時間でも、
音声を選ぶこともできませんでした。

実際にはそんなに長時間では
ないのですが、待ち時間がとても
長く感じられました。

アップした写真を調べ終わった
オペレーターが発した言葉に
耳を疑いました。

「シリアルナンバーじゃありません」

"ガビーン"

とどめを刺されました。

結局、指定修理店に持ち込みました。

そこで、さらに衝撃的な事実が、、、、

驚いたことに、持ち込んだケーブルに
ちゃんとシリアルナンバーが印字？
されていたのです。

私　「どうしてそれが見えるの？」
店員「知っていますから」と　ニヤリ

ほんとうにすんごい技術です。

どうやって一本一本のケーブルに
シリアルナンバーを印字するんだろう。

技術力の凄さに驚きました。

改めて振り返ってみると
妻を対応したオペレーターも
私を対応したオペレーターも
二人とも言ってる内容はしっかり教育
されていました。

これら一連のやり取りの中で
改めて感じたことは、

どんなに優れ、間違っていなくても、
人間には感情がある。

私の質問に対して、自分の確認したい点
を優先する。

たったこれだけの"質問返し"で、
私の心は拒絶されたと感じたのです。

日常生活で起こる些細な行き違いや
不快な感情は、

相手の気持ちを汲もうとするかしないか。

それがすべてかもしれませんね。

Aiが急速に進化していきます。

人間は、Aiに追いつかれないように、
人間らしさをさらに追及する必要がある。

ちょとオーバーかもしれませんが、
世の中、ロボットのように反応の薄い人が
跋扈していて気味が悪い今日この頃です。

毎日、気持ちよく過ごしたい！

人間らしく

ではでは