オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

昨日お知らせしたとおり
大晦日の今日、
大切なあなたにお伝えしたいことは
人に親切にするとなぜ良いかという
ことです。

まず最初にお聞きします。

小さい頃、あなたは

ご両親や学校の先生から

「人に親切にしなさい」と

言われたことがありますか？

たぶんあると思います。


でもひょっとすると

親切にするとどんな

良いことがあるかを

具体的な理由まで

教えてもらったことは

ないかもしれません。

人に親切にするって
人として当たり前でしょ。

だって人は独りでは
生きていけないから。

こう思っているかも
しれません。

昨今、価値観が多様化
しています。

価値観は、
人それぞれ違うから
多様な価値観を
尊重した方が良い。

そういわれています。

もちろん意見の違いや
考え方、価値観の違いを
尊重することは非常に
重要です。

疑いの余地はありません。

でも思考停止になるのは
避けたいと思います。

みんな違うから
みんな良い

だから何やっても良いと
考えるのは思考停止だと
思うのです。

「親切」を「科学」で
捉えたら明確な基準ができると
思いませんか？

「親切」と「科学」？

関係なくない？

と思うかもしれません。

科学は、論理性、実証性、
再現性を伴う厳格なもの。

一方、親切心が起きたときや
実際に親切な行為をしたときに
あなたの身体にどんな影響が
あるのでしょう？

これを説明すると
親切がとってもお得だと
理解してもらえるのでは
ないでしょうか？

今日はこの関係をお伝え
したいと思います。

私たちはみんな遺伝子を
もっています。

哺乳類が誕生したのは
今から約２億年も前です。

最も初期のヒトの誕生は
約７００万年前です。

そこからさらに進化し、
３０～２０万年前に
ヒト（ホモ・サピエンス）が
アフリカで誕生しました。

遺伝子はずっと受け継がれて
います。

古くから受け継がれてきた
遺伝子の中にオキシトシン
遺伝子があります。

「愛と絆のホルモン」と
呼ばれるオキシトシンを
合成したり、
その効果に関与するのが
オキシトシン遺伝子です。

そのオキシトシンですが
効果が凄いんです。

出産するときに大量に分泌
されることも判っています。

生きていくために必要だから
でしょう。

オキシトシンの効果として
次のようなことが知られて
います。

・筋肉の衰えと退化の抑制

・慢性的炎症の抑制

・活性酸素の減少

・一酸化窒素の増加促進

・テロメアの短縮防止

ここでは詳しく書きませんが
人の健康や寿命に大きく関係
しているのです。

極端な言い方をすると
オキシトシンが分泌されないと
あなたは生きられません。

健康を害する可能性が高まります。

では、オキシトシン出しましょう。

そうなりますよね。

だって身体に良いし
老化予防にもなるんです。

大晦日の今日

オキシトシンを出す方法を
お伝えします。

・嬉しいと感じること

・人を慰める

・人を勇気づける

・あたたかい気持ちで接する

・お友達や家族を支える

・肯定的な思い出を想い出す

・ハグをする


オキシトシンを分泌させるのは

あなたはあなた、私は私とか

誰かを攻撃するとかとは

真反対の想いや行為です。

あなたの周りに
＜つながりと感謝＞の
世界を築きあげればいいのです。

しかもタダで
簡単に
今から
すぐに
できます。

身近な人が望んでいることを
察する気持ちや
実際にやってあげること

こうすることで
オキシトシンは分泌されます。

一言で表現すると「親切」

親しい人を
大切にする気持ちや行動

「親切」を道徳で語ると
価値観の壁に阻まれることが
あります。

でも心と身体と老化予防の
観点から説明すると明確な
行動指針になると思うのです。

きれいごとではないのです。

偽善でもないのです。

人が生まれて死んでいくまで
すべきことは「親切」に生きること。

科学者でもなんでもないお前が
「脳科学という言葉を使うな」と
言われることが多々あります。

「気持ち悪いから、
　もっと違う、誰にも分る言葉。
　お前の言葉を使った方が良い」

と忠告され続けています。

でもそうすると、
「それはあなたの考えでしょ」
となります。

だから原理原則を伝えたいのです。

【自分らしく生きられる社会を創る】

これが私の使命だから。


【企業と人のウェルビーイングに貢献する】

来年もさらにパワーアップします。


いよいよ大晦日。

区切りは大切です。

一旦、思考や計画が
リセットできるから。

新たな決意

あなたはもう決められたでしょうか？

一年を振り返り
新たな決意を決めましょう。

一年間、拙い誤字脱字だらけの
文章にお付き合いいただき
誠にありがとうございました。

また、来年も引き続き
どうかよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。