【自然の中で生きるということ１】No.645｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【自然の中で生きるということ１】No.645

2024年01月09日

読者のメールアドレスさま

ご挨拶が遅くなりました。

2024年も昨年に引き続き
ウェルビーイングに関する
情報を提供して参ります。

どうぞよろしく
お願いしたします。

今日のタイトル
「自然の中で生きるということ」は、
実は昨年末にお届けしようと
考えていたことでした。

人は自然の中で生きている。

これは紛れもない事実です。

しかし、世の中が、
あまりにも便利になり過ぎて、

そのことを多くの人が
忘れてしまっている。

そんな気がするのです。

食料や生活必需品は

スーパーやコンビニ
ネット通販
宅配などで
手に入ります。

冷凍食品や
インスタント食品は
調理する手間が
省けます。

お湯だって
ガスコンロや
電気ポットで
沸かせます。

冷蔵庫
冷凍庫
電子レンジ

エアコンなどの
家電製品を囲まれ

自然に触れずに
生活できてしまいます。

コロナ禍では
ZOOMなどの
オンラインミーティングが
一般的になりました。

丁度、１月１日16時10分
令和６年能登半島地震が
発生した時刻

私は、ZOOMで
脳傾向性診断の解説を
していました。

私の住む愛知県でも
大きな横揺れが続きました。

東日本大震災以来の感覚の
大きな不気味な揺れに、
ただ事ではないと感じました。

いつ発生してもおかしくないと
いわれている
東海地震、東南海・南海地震が
真に迫っている気がします。

改めて身につまされました。

「自然の中で生きるということ」

これは物理的な状態や
生活だけではありません。

ウェルビーイングと
自然とは切っても切り離せない。

私はそう感じています。

ウェルビーイングという
言葉が最初に使われたのは
今から80年近くも前の1946年、

世界保健機関（WHO）が
設立されたときです。

Health is a state of complete physical,
mental and social well-being and
not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、単に
病気ではないとか、
弱っていないと
いうことではなく、

肉体的にも、
精神的にも、
そして社会的にも、
すべてが満たされた状態
であることです。

人は独りでは生きられません。

「心」は「身体」であり
「身体」は「心」であり
切っても切れない関係にあります。

ハーバード大学が80年以上前の
1930年代から今も続けている
「ハーバード成人発達研究」と
いう調査研究があります。

2000人以上の人の生涯を
定点観測しています。

この調査研究をまとめた本の
邦訳が昨年発売されました。

「THE GOOD LIFE」という本です。

"幸せになるのに
遅すぎることはない"

年末から読み進めています。

非常に興味深い内容です。

人生における
最高の投資先は
"人間関係"だと
結論づけています。

今年は、甲辰（きのえたつ）です。

「新しいことに挑戦して成功する」

「準備してきたことが形になる」と

いわれる年です。

私も昨年から考えていたことを
カタチにしていきたいと思います。

ではでは