オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

大寒から立春までのこの時期

１年で最も寒さが厳しい季節ですね。

また、この季節は

４月からの新学期に向け

入試も佳境を迎えています。

お子さんやお孫さんが

受験生の場合、ご本人はもとより

ご家族もヤキモキするものです。

頑張るのはご本人ですが、

周りの方がしっかりと

気遣ってあげられたら、

本人も力を発揮できると思います。


また、空気が乾燥するこの時期、

気になるのが体調不良です。

私の身の回りでも

コロナやインフルエンザなどで

体調を崩される方がいます。

はやる気持ち

焦る気持ち

あると思います。

とにかく、睡眠の確保が超重要です。


人は自然の中で生きています。

自然の摂理に逆らえません。

ということで

今日は自然の中で生きている
我々とは切っても切り離せない
フィボナッチ数列と黄金比を
ご紹介します。

ご存じでしたか？

ちょっと大げさかも知れませんが、
私たちは、フィボナッチ数列の
中で生きているのです。

別の言い方をすれば
自然界の多くはフィボナッチ数列で
成り立っているのです。

例えば次のようなものです。

花びら
木の枝の出方
ひまわりの種
パイナップル

台風の渦巻き

はたまた宇宙の螺旋形まで

バランスが取れた
美しさを感じるものの多くは

フィボナッチ数列で形づくられています。


自然の法則を知り、
自分の身体のことを
知ることも非常に大切です。

フィボナッチ数列は、
１２世紀の終わりから１３世紀半ばの
レオナルド・フィボナッチという
イタリアの数学者が発見した数列です。

次の数列をフィボナッチ数列というの
ですが、これらは前の２つを足した数から
できています。

１
２　　（１＋１）
３　　（１＋２）
５　　（２＋３）
８　　（３＋５）
１３　（５＋８）
２１　（８＋１３）
３４　（１３＋２１）
５５　（２１＋３４）
８９　（３４＋５５）
１４４（５５＋８９）
・
・

自然界はこの数列で成り立って
いるのですが、これ以上、
文字では伝えにくいので
動画を２つ見て頂きたいです。

一つ目は、数学手品師の
アーサー・ベンジャミン氏
によるTED Talkです。

最初に数学を学ぶ３つの
理由を話しています。

計算するため
応用するため
発想するため

続いてフィボナッチ数列に
ついて解説しています。

https://www.ted.com/talks/arthur_benjamin_the_magic_of_fibonacci_numbers

ベンジャミン氏のTED Talkは
いかがでしたでしょうか？

数学は、何のために学ぶのか？

なぜ学びが必要なのか？

ベンジャミン氏は
数学は、答えを求めるためでなく、
理由を解明する学問であると
仰っています。

フィボナッチ数列から
1：1.618
という黄金比が求められる
ことも解説されていましたよね。

人間は古代から黄金比を活用しています。

ピラミッド
ミロのビーナス
モナ・リザ
葛飾北斎の富嶽三十六景

美しいものは

ギザギザや
トゲトゲや
チクチクという
形容詞には馴染みません。

人は自然界で生きています。

フィボナッチ数列通りに
ピアノを弾いたら
どんなメロディーになる
でしょうか。

２つめの動画をお楽しみください。

https://www.youtube.com/watch?v=IGJeGOw8TzQ

このメロディーいかがでした
でしょうか？

私は、うっとりしました。


さて、１月も今週で終わります。

ゆったり腰かけて

目をつぶってみてください。

そして、深くゆっくり

すべての息を吐き出して、

吐き終わったら

ゆっくり息を吸って

みてください。

私たちは自然の中で生きています。

この法則には逆らえません。



今週も頑張りましょう。

ではでは