オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

おはようございます。

私は今週末、アテンダントに
なりきります。

何のアテンダントかというと
トレーニングアテンダントです。

コミュニケーションに特化した
宿泊研修のアテンダントです。

人間関係の構築には、
コミュニケーションが不可欠です。

人間関係がしっかり構築できれば、
人生が幸せだと実感できます。

ですから幸せな人生を過ごすためには
円滑なコミュニケーションが大切だと
いうことになります。

さらにコミュニケーション研修の
トレーニングアテンダントは非常に
重要な役割になります。

あなたは、アテンダントと聞いて
すぐに思い浮かぶのはなんですか？

キャビンアテンダントでは
ないでしょうか？

この他には
ツアーアテンダント
クルーズアテンダント
などがあります。

アテンダントは、お客様が心地よく
旅が続けられるように接客したり
安全を確保する係員のことです。

飛行機、バス、船など乗り、
旅行者と行動を共にし、
業務を遂行します。

海外メディアから「羽田の奇跡」と
呼ばれた事例を振り返ってみます。

１月２日、夕刻、羽田空港で起きた
JALと海上保安庁機の衝突事故です。

乗客３６７人および乗務員１２人、
合計３７９人は、衝突から１８分で
全員無事に脱出できました。

非難の様子が報道されています。

事故発生後、
機内は煙が充満しました。

騒然とする乗客に、
キャビンアテンダントが大声で
「落ち着いてください」と呼びかけ、
「パニックコントロール」を行いました。

次に、鼻と口を押え、
低い姿勢になるよう
的確に指示を出しました。

機内映像には幼児の鳴き声や、
「早く出してください」という
悲痛な声が残されていたそうです。

機内放送システムも作動しません。

それでもキャビンアテンダントは、
慌てず的確に指示を出したのです。

８か所の非常口のうち
実際に脱出に使ったのは３か所です。

安全そうな前方２か所は、
機長とキャビンアテンダントとの間で
意思の疎通ができたようですが、
一番後ろ左側の非常口は、
キャビンアテンダントによる判断でした。

指示を待っていたら手遅れです。

キャビンアテンダントはメガホンを持ち、
手荷物を持たずに逃げるように
呼びかけました。

機長はじめ３人のパイロットは
逃げ遅れた人がいないか、
すべての座席の間を覗き込みました。

「羽田の奇跡」は、機長と
キャビンアテンダントと乗客が機内から
脱出するという同じ目的に向かって、
一致団結できたから
達成できたんだとつくづく思います。

このように有事こそ真価が問われます。

行事の運営
会議の運営
組織の運営
研修の運営

何を運営するにしても
円滑なコミュニケーションは必要です。

複数の人が同じ目的地に
向かい行動するとき、
責任者とそれを支える人が
自分の役割を腹に落とし、
誰のために
何をすべきか
咄嗟の判断が求められます。

特に今日からの２日間は、
コミュニケーションに
特化した研修です。

コミュニケーションが
いかに重要であるか。

冒頭にお伝えしたように
幸せな人生、良好な人間関係を
構築するのにコミュニケーションが
必要不可欠なのです。

日常生活においていかに
真のコミュニケーションが
できているか。

家族や大切な人との
心通うコミュニケーションを
とるにはどうしたらいいかを
体験と座学で學びます。

あなたが家で、
日常生活で
仕事の中で、
発するその言葉は、

何のため？
誰のため？
目的はなに？

これらに向き合う
２日間の大人の學校です。

私は２年前の夏、
このコミュニケーション研修に
初めて参加した際、
驚きの連続でした。

人は自分の心にふたをして
生きています。

すべてを曝け出して生きて
いる人は誰一人いません。

それに氣が付いたとき
顔の表情が一変するのです。

研修前は、しかめ面で暗い表情が
研修後は、温和な優しい顔に
変わります。

今回は、トレーニングアテンダントと
して参加します。

研修に参加される方に
しっかり寄り添い、
同時に私自身もしっかり
學びたいと思います。

ではでは