オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

今日は、"聞こえ"のお話しです。

人間が聞き取れる音は、
20Hz～2,0000Hz(ヘルツ)の範囲
だそうですが、年を重ねると
高い音が聞こえづらくなるという
特性があります。

そこで、アメリカのメーカーが
蚊（モスキート）が鳴くような
非常に高い周波数音を出す
モスキート機器を開発しました。

目的は、コンビニなどで若者が
たむろしないようするためです。

大人には聞こえませんが、若者
だけに不快音が聞こえるのです。

店舗や公共交通機関など
世界9,000台以上の導入実績があり、
日本でも商業施設や公園で設置されて
いるところがあるそうです。

しかし、人権侵害だとして、
英国のマスメディアが問題視したり、
全米青少年権利協会などの人権団体
などから抗議が出されているようです。

たしかにそうかもしれません。

聞こえる若者と聞こえない大人では
住む世界が違うのでしょうが、
一種の嫌がらせですよね。

さて、ここまで書いてきましたが、
今日のタイトルとの関係はなんだろう？

そう思いませんでしたか？

そうなんです。
"聞こえ"の話ではありますが、
モスキートとは関係ありません。

その昔、タモリ倶楽部というTV番組で
"空耳アワー"というコーナーがありました。

海外ロックなどの歌の歌詞が、
日本語で別の意味に聞こえることを
"空耳"と表現したのです。

先ほど、お話ししたように年齢を重ねると
高音が聞こえなくなりますが、
"耳の聞こえ"、そのものが悪くなります。

タイトルの
「まもなく空を飛びます」という言葉は
先日、電車の中で妻が聞こえた空耳です。

実際には、車掌さんは、
「まもなく空を飛びます」じゃなくて
「まもなく扉が閉まります」とアナウンス
したんです。

「言ってること全然違うじゃん！
　電車が空飛ぶ訳ないじゃん」って

二人でバカ受けしました（笑）

でも、実は、私には、
こんな妻のことを笑っていられない
とんでもない傑作な空耳があるんです。


妻
「今日は味噌煮込みうどんだよ」

私
「えっ！ロコモコ丼？」

妻
「んっ！ロコモコ丼？
　よくそんな料理知ってるねぇ！」

私
「えっ⁈さっき、ロコモコ丼って
　言わなかった？
　ところでロコモコ丼ってなに？」

（私は、ハワイのソウルフードの
　ロコモコ丼を知らなかったのです）

妻
「ロコモコ丼なんて言ってないよ！
　味噌煮込みうどんって言ったんだよ」

でも、話はこれで終わりません。

この日、冷蔵庫に冷凍ハンバーグが
あったのです。

私の空耳のおかげで⁉

その日のメニューは
「味噌煮込みうどん」から

ハンバーグとレタスときゅうり、
それに目玉焼きを載せて、

私の要望通り？

「ロコモコ丼」になっちゃいました！

SNSは便利ですね。

私は、このロコモコ丼を
投稿しているので、検索できます。

"ロコモコ丼"で検索すると
2020年5月14日って出てきます。

４年前の私の空耳のおかげで、
ロコモコ丼が我が家の定番の
ご飯に加わったのです！

こんな笑い話ならいいのですが、
耳の聞こえが悪くなると、
何回も聞き返したくないので
年を重ねて会話が少なくなる人が
多くなるそうです。

人は人とコミュニケーションを
とらないと生きていけない動物です。

コミュニケーションがなくなったら
認知症リスクが急速に高まるそうです。

ではどうしたらいいのでしょうか？

専門家によると、
なるべく早く集音器を利用すると
良いそうです。

恥ずかしがらずに対策をとる！

確かに何回も聞き返すと
話の腰を折るので、
聞き返すのに勇氣が要りますよね。

GWも後半に入りました。

昨日の夕方、ご近所を歩いていると
庭でバーベキューをしている
ご家庭が２軒ありました。

若い家族が子供を連れて
実家に帰ってきたのでしょう。

その光景をほのぼのと
眺めながら、耳の聞こえに
ついて考えていました。

目に見えないのですが、
匂いや耳の聞こえって
意外に大切なんですよね。

あなたのご家庭や職場にも
おもしろい"空耳"ありませんか？

あったら是非、お聞かせください。

ではでは