【４月にお寄せいただいた感想とお礼】号外その２｜ソーシャルスタイル（前S-style）メルマガバックナンバー

【４月にお寄せいただいた感想とお礼】号外その２

2024年05月03日

４月にお寄せいただいた感想を
ご紹介したところ、
長文の続きを頂戴しましたので、
ご紹介します。

どうぞ最後までお読みください。

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【特別な場所～黒四ダム～】No.687
６０代女性　非常によかった

父親との思い出の話しだから

（前回ご紹介した一文）
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（以下、今回頂いたご感想）

前回の感想には、実は続きがありました。

何故か上手く、続けて書く事が
出来ませんでした。

私の旅の思い出は全て
今年89歳になる母との思い出です。

母が定年を迎えて会社を退職した頃から
２人の旅行は始まりました。

私が高速（道路）に乗れない為、
もっぱら公共交通機関を使いました。

北は北海道、南は沖縄、海外も韓国には
済州島を含めて３回行きました。

北海道は札幌雪まつりも行きましたし
別の日には、寝台列車に乗る為の
北海道めぐりもしました。

沖縄も首里城が工事をしていたので、
見られず改めて行ったり、
島巡りもしました。

高山の温泉、白川郷で食べたみたらしが
「しょっぱくて美味しくなかった」
と文句を言った母、

吉野の千本桜では、
「岡崎の桜の方が綺麗だ」と
またまた文句を言ったり、

毎年行った石垣いちご狩りでは、
観光中に転んだ母、

足をひねりながらもなんとか旅行を続け
岡崎に戻ったとたんに腫れ上がった足、
そのまま病院に直行でした。

四国の花博には向かう途中で
このまま行っても駐車場がいっぱいで
入れないと情報が入り
引き返した事もありました。

集合写真を見てそれぞれ、
その時を懐かしく思い出しました。

「ごめんね、高速に乗れたら
　もっともっと色々、
　連れて行ってあげたのに」と

言った私に

「いいよ。
　これはこれでたのしかった。
　父ちゃんは仕事ばかりで
　どこにも行けずに死んじゃった。

　わしばかりで、悪いな…」と

４３年前に亡くなった
父親の仏壇を見てぽつりと言った母、

そんな母もコロナの流行と共に
認知度が進み、
今では、その旅の思い出を
語る事もありません。

哀しいです…私の胸の中だけの
思い出になりました。

追伸…父親との旅の思い出は
一つもありません。

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「笑顔の終活」出版を機に
メルマガをお届けし始めたのは
２０２１年８月です。

主要テーマは、
介護、相続、終活、健康です。

今回の感想をいただき、
これまで続けてきて
本当に良かったと思います。

あなたに

「人が生きていく上で
　不可欠なものを
　４つ挙げてください」

と尋ねたら、

あなたは何と答えますか？

水

空気

栄養（食べ物）

この３つは違和感はないと思います。

では、あとひとつは何でしょう。

一度、真剣に考えてみてください。

認知度が進むと

お母さまとの旅
楽しかったこと
辛かったこと

なにも話せないことが、

「哀しいです…
　私の胸の中だけの
　思い出になりました」

本当にお辛いことと存じます。

父との黒部ダムの話から
こんな展開になるなんて
夢にも思いませんでした。

お心をお届けいただき
本当にありがとうございました。