オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

今日はあなたに問いかけます。

答えが出ない問いかもしれません。

でも考えてみて欲しいのです。

ひとつ目の問いです。

「誰しも」自分のことを「守りたい」。

みんなそう思っています。

私も例外ではありません。

あなたはどうですか？

この問いに対して
あなたは違和感を覚えますか？

そんなに違和感はないと思います。


では、二つ目の問いです。

「誰しも」自分のことが好きだ。

みんなそう思っています。

私も例外ではありません。

あなたはどうですか？

この問いに対して
あなたは違和感を覚えますか？


多くの人が
違和感を覚えるかもしれません。

自分のことを好きだと言い切れる人は、
そんなに多くないような氣がします。


私もずっとそうでした。

自分が好きなんて、
決していえませんでした。

物覚えが悪く、
引っ込み思案のくせに
ある時に突然感情を爆発させる変な奴。

カラオケにいくと
「ナンマイダ、ナンマイダ」と
音を外しまくるほどの音痴だし、
服を選ぶセンスもなく、
歌手、ドラマ、俳優、アニメなどの
芸能情報や流行りものも知らず
人の話に付いていけないバカな奴。

人からは一見、
良い人そうにみえるけど
何のとりえもなく
魅力もない
可もなく不可もない
無害だがおもしろみのない奴。

数えだしたらキリがありません。

そんな私ですが、
最近はようやく自分のことが
好きって言えるようになりました。

理由はふたつあります。

理由のひとつめは「妻の存在」です。

我々夫婦は高校の同級生ですが、
お互い一度目の結婚に失敗した
いわゆるバツイチ同士です。

まだまだ足りないところばかりです。

相性だって決してよくありません。

私は山が好き
自然が好き
身体を動かすのが好き

妻は音楽が好き
映画が好き
演劇が好き
食器が好き

でもお互いを尊重し合い
共に歩んでいく氣持ちがあります。

妻にもあると信じています（笑）

そしてふたつめの理由は、
人生の目的を見つけたからです。

"自分らしく生きられる社会を創る"

"企業と人のウェルビーイングに貢献する"

遥か遠い道のりです。
辿り着かない道だということも
わかっています。

でも、このために第二の人生をかけると
自分自身に誓ったのです。

自分の生きる道を決められたから
自分が好きになれたんだと思います。

ここまでは自分自身への問いでした。

自分のことをどう思うのかさえ
こんなに大変です。

その上で、
もっと厳しい道を選ぶ人がいます。

「あいつが悪い」で生きている人です。

自分が不幸なのは

親が、貧乏だったせい
親が、夫婦喧嘩ばかりしていたせい

夫が、子育てに協力的じゃないせい
夫が、家事をないがしろにするせい
夫が、構ってくれないせい
夫が、浮気をしたせい

妻が、いつもがみがみ言うせい
妻が、散財するせい
妻が、自分の親と付き合わないせい


自分が不幸なのは

上司が、指示もできないバカなせい
同僚が、自分を蔑ろにするせい
部下の出来が悪いせい

自分が不幸なのは
「あいつが・・・・したから」
「あいつに・・・・されたから」

自分のことで精一杯なのに
自分の中に「あいつ」を入れて
生きていくって
すんごくしんどいと思います。

最近、世の中では

「あなたはあなた
　ありのままでいい」

という言葉をよく聞きます。

これってどういう意味なのか？

私にはよくわかりません。

もちろん「ありのまま」は大切です。

でも「ありのまま」に続く言葉が
あるように思うのです。

「何か言葉足らず」のような
氣がしてならないのです。


大切なあなたにお願いがあります。

「自分を好き」っていえる
あなた自身の道を見つけて
欲しいのです。

応援しています。