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【「へその緒」の処分方法を決めました！】No.708

2024年06月21日

今、私の目の前に

縦７．５㎝
横５．１㎝
深さ１．６㎝

の小さな桐の箱があります。

箱の裏には紙が貼ってあり、

身長４８糎
頭囲３２糎
体重２.８瓩
胸囲３１糎

昭和３５年６月２１日生

父３１才、母２８才

と書かれています。

中身は、もうお判りですよね。

私の「へその緒」です。

箱の表面には金色で
「寿御臍帯納御産毛納」
と刻まれていますが、
産毛は入っていません。

さて、この「へその緒」ですが、
皆さんはどうされていますか？

調べてみると「へその緒」の
処分方法はいくつかあるそうです。

母親の棺に入れる
自分の棺に入れる
神社で供養する
自宅の敷地に埋める
燃えるゴミに出す

私は、誕生日の今日、
自分の棺に入れてもらう
ことに決めました。

といっても自分で自分の
棺に入れるわけにはいかないので、
ちゃんとエンディングノートに
書かなくちゃ！

母親の棺に入れる風習は
面白い考え方をするんだなと
思いました。

母親が亡くなった際、
産んだ子供のへその緒を
棺に入れることで、
この世で子供を産んだことを
あの世で証明ができるというものです。

三途の川を渡るとき、
閻魔様から
生きていた時にした
良い事、悪い事をそれぞれ
どれだけしたかと聞かれたとき、
へその緒を持っていると
良い事の数が増えて、
極楽に行ける確率が上がるから
という理屈だそうです。

親にとっても
社会にとっても

「子どもは宝物」

これは間違いありません。

なのに子どもは激減しています。

７月７日に投票日を迎える
東京都知事選で現都知事の
小池百合子氏は、
保育料無償化の拡大、
無痛分娩の助成金制度の創設など
少子化対策を掲げていますが、、、

少子高齢化社会の根本的な課題は、
小手先の施策ですぐに対応できる
ものではなく、ウェルビーングにも
関係する大きな問題です。

別の機会に取り上げたいと思います。

話を私の「へその緒」に戻します。

私の「へその緒」は、
和紙に包まれ、木綿の紐で縛られ、
６４年間保管されています。

棺に入れるとしたら、
あと４６年間、この状態で
保管することになります。

そのどす黒い色の自分の
「へその緒」を見ていて、
思い出したことがあります。

思い出したのは痛みです。

小さい頃、私は
へそのしわに付いている
黒いゴミが気になって
仕方がありませんでした。

外で遊んでいるとき
どうしても気になったため
何度も何度もほじって
へそのゴマを取り出すことに
成功しました。

喜んだのも束の間でした。

そのあと、なんともいえない
痛みに悩まされました。

「おへそ」そのものではなく
お腹の中の方から
じわじわ？
シクシク？
なんとも言えない
とっても重い鈍痛でした。

あなたは、へそのゴマに
悩んだり、私のように
ほじって痛かったことなど
へその緒にまつわる
エピソードがありますか（笑）？

もしよかったら聞かせて下さい。

朝からこんなしょうもない
私の思い出話に付き合わせて
しまいごめんなさい。

誕生日に免じて
笑い飛ばして頂けたら幸いです。

６４歳の誕生に想うことが
他にもいろいろあるのですが
長くなってしまうので、
また、後日、ボチボチご紹介
させてくださいね。

ではでは