【方程式から紐解く自己肯定感の上げ方その2】No.730
今日は、一昨日に続き
【自己肯定感】について
考察を続けてみたいと思います。
前回は、自己肯定感の成り立ちを
自己肯定感=「個性」+「他者理解」
という方程式で表してみて、
変数X「個性」を知るツールをいくつか
ご紹介しました。
実は、私、世の中に沢山ある「ツール」
例えば、代表格ストレングスファインダーを
使い「個性」にレッテルを貼る「便利さ」と
レッテルを貼ったがゆえの「落とし穴」にも
注目しています。
「落とし穴」とは、
本当の「個性」が見えづらなくなる事と
「思考停止」リスクです。
そのお話は、
また別の機会にしたいと思います。
今日は【自己肯定感】です。
普段の日常生活で自己肯定感と
いう言葉はあまり使いません。
なので、目の前の人に向かって
「あなたは自己肯定感が高いですか?」
という言い方はほとんどしません。
もし質問するとしたら
「あなたは自分に自信がありますか?」
と「自信」という言葉を使うことが
多いような氣がします。
それほど「自己肯定感」という言葉は
普段の生活に馴染みがないからでしょう。
さて、この質問に対して
あなたは何と答えますか?
大手を振って「自信がある」って
答えられますか?
「自信がある」と答えられない人は
どうして「自信がある」と
答えられないのでしょう?
これはあくまで仮説ですが
集団主義的※な日本社会の中で
みんなと同じ意見にした方が無難
みんなと違う意見だとめんどくさい
という考えから
そもそも「自信」を発揮する機会が
少ないことも要因のひとつでは
ないでしょうか?
もっと言えば、日本人は長屋で暮らし
「お互いさま」や「助け合い」文化が
根付いていたので、みんなが自然に
自信を持てていたのではないか?
私はそんな風に考えます。
今は「核家族」が当たり前であり、
学生時代の4年間や6年間だけではなく
生涯ずっと「一人世帯」も珍しくありません。
まさしく「個」の時代であり、わざわざ
「個性」を尊重しなくちゃダメと言わなきゃ
【自信】が保つことができない時代です。
日本人が「自分らしく」生きていくための
社会基盤が失われた以上、
個々の要素を分解して方程式で紐解く
必要があると考えたのです。
【自信】は、【自己肯定感】の
重要な要素のひとつです。
「心」の課題を文字にするのは、
慎重さも必要ですが、大切なことなので
引き続きチェレンジしていきたいと思います。
※日本社会は、集団主義的とは
いえないという説もあります。
今日で7月も終わりです。
今月中にすべきことは終わりましたか?
私は、書類を整理したいと思います。
ではでは
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