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【切っても切れない心理学と脳科学】No.731

2024年08月01日

私のデスクの前の壁に
日めくりカレンダーが
吊るしてあります。

日めくりカレンダーと
いっても１年３６５日分
ではありません。

奈良薬師寺の執事長
大谷徹奘（てつじょう）氏が
書かれた「日々のことばⅣ」
という３１枚ものです。

５月に妻と法隆寺や薬師寺を
訪れた際に手に入れました。

月替わりで、めくる作業が多く、
普段より目に留まります。

どんなことが書かれているか
少しご紹介します。

３１日
「心が動いたその瞬間に
　夢が潜んでいる」

１日
「下手からはじめよう」

いずれもシンプルですが、
含蓄のある言葉です。

この二つの「教え」を眺めていて
頭に浮かんだのが、
私が第二の人生をかけ取り組んで
いる「脳大成理論」をベースとした
学習カリキュラムとの「ご縁」です。

２年前、私は元小学校教員で、現在は
tBA※代表理事の高尾弥生さんから
「すごいぞ脳！」講座を受けました。

※tBAは、一般社団法人ティーチャーズ
ブレインアカデミーの略称です。

とにかくその講座が衝撃的でした。

「人格形成の仕組み」を図式化し、

「思考」から「選択」そして

「行動」から「結果」への流れ

さらには

"人の悩み"は"學ぶ"ことで消える。

これら"心の成り立ちや動き"が
見事に見える化されていました。

「今の学校教育を変える！」という
真摯で熱い想いを持った彼女が出会った
「脳大成理論」の素晴らしさに
「心が動いたその瞬間」でした。

退職時、第２の人生で、人前で
お話しするなんてこれぽっちも
考えたことはありませんでした。

もっといえば、私は話下手で、
人前で話をするなんて私の辞書
にはありませんでした。

しかし、人の心の成り立ちや、
悩みの定義、
データフィールドを高めると
「悩みは消える」ことの図式化
など、分かりやすい教材が
整っていました。

価値観の多様化が進んでいます。

心理学からだけのアプローチでは
対応が難しくなっています。

例えば「心の理論」は、
脳科学辞典で解説されています。

私はこんなことさえ知りませんでした。

脳科学は、
脳科学者という専門家だけが扱う領域
ではなくなっています。

カウンセラーやコーチングはもとより、
スポーツや教育現場、
子育てから認知症対策まで、
日常生活全般に活用する時代です。

心理学と脳科学は切っても切れない
関係にあります。

「心の問題」をシンプルに、
説明できたら「対処」できる！

ハラスメントや人の悩みが減らせる！

これは"すごいことだ！"

脳大成理論には「夢が潜んでいる」と考え

「下手からはじめよう」と思えたのです。

脳科学の進歩により、

これまで実体として捉えられなかった
心や精神、無意識や潜在意識などは、
全て脳の反応であるとわかってきています。

「脳大成理論」を用いた取り組みが、
心理学や脳科学の第一人者から受け入れられ、
その輪がどんどん広がっています。

私は今、ありがたいことに
最新の脳科学を學べる環境にあります。

ですから、今月もあなたのウェルビーングに
貢献するための情報をお届けしてまいります。

どうぞよろしくお願いします。