【子どもは社会の宝はウソなの？】No.735
子どもは社会の宝
この言葉、
白々しく感じられます。
私だけでしょうか？
以前のメルマガで
小学校からの帰り道で
知らないおじさんから
声をかけられたら
逃げなさいと指導してる
話を取り上げました。
もしも、子どもは財産
子どもはみんな宝もの
という意識が浸透していたら
こんなしつけはしないでしょう。
江戸時代、
平均寿命は３０歳代
だったそうです。
ええっ～て
思われるかも知れません。
もちろん５０歳、６０歳、
いやいや７０歳、８０歳まで
生きる人はいたでしょう。
しかし、まだ小さい頃に
病気で亡くなる子が沢山
いたので、計算上は、
平均寿命が低いのです。
富士山信仰では、
お金を出し合って代表者が
富士山に登りました。
山頂の砂を江戸の町に
持ち帰り、
子どもたちを道端に寝かせ、
健康を祈り、砂を身体に
付けたといわれています。
子どもは「社会の宝もの」と
いう意味合いは、今よりも
強かったような気がします。
もちろん、食べていくために、
丁稚に出したり、
身売りなどもあったので、
多面的に捉える必要はあると
思います。
２０２３年４月１日
こども家庭庁が発足しました。
こども家庭庁は、
こどもがまんなかの社会を
実現するために
こどもの視点に立って
意見を聴き、
こどもにとって
いちばんの利益を考え、
こどもと家庭の
福祉や健康の向上を支援し、
こどもの権利を守ための
こども政策に強力な
リーダーシップをもって
取り組みます。
このように謳っています。
政府が指導しないとできない
日本人になってしまったのか？
大企業では
対象者の約半数が育児休業を
取得出来ています。
一方で、パタハ被害が
クローズアップされています。
「（子育ては母親の役割）
お前は管理職なんだから！
男は会社で仕事だろ
男らしくしろ！」
極端な表現かもしれませんが、
パタハラはこうした男性社会の
意識から生まれていると思います。
では、実際の子育てはどうでしょうか？
子どもにどれほど真剣に
向き合っているでしょうか？
ママも働くのが当たり前の時代です。
他の動物と違い
人間は不完全な状態で生まれます。
自力ではなにもできないのです。
抱っこして
目を見て
微笑みかけ
声をかけて
毎日、毎日
愛情のシャワーを
注いであげることが
必要な存在なのです。
核家族化が進み、
働きながらの子育ては
ほんとうに大変だと思います。
スマホが普及して
ママやパパの関心事は
短い子どもとの時間でさえ
X
Threads
LINE
Youtube
などなど
ほんの１０年前と比べても
様変わりの環境です。
子どもは不完全です。
大人が"心"を通わせないと
"心"が育ちません。
"心"と"体"は切っても
切り離せません。
大切な大切な小さな命
ママから
パパから
の愛を求めています。
オリンピックのスケボー女子
１４歳の吉沢恋さんが金メダル
１５歳の赤間凛音さん銀メダル
という快挙を果たしました。
さきほど、フェンシング男子
フルーレ団体も金メダル！
日本のアニメだって世界的です。
まだまだ捨てたもんじゃない日本！
歴史だって誇りをもって
いいと思います。
「子どもは社会の宝」
ひとりでも多くの人が
もっともっと自分事として
温かい目で子育てにかかわる
べきだと感じています。
未来のためにも
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