【いちいちうるっせいわ、黙っとれ！】No.746
朝から汚い言葉で
お目汚ししました。
ごめんなさい。
汚い言葉を聞くと
胸が痛みます。
語尾を下げ
太いどすの利いた
低い声だとなおさらです。
怖くなります。
暗い氣分になります。
美しい言葉を聞くと
清々しくなります。
語尾を上げると
明るくなります。
例えば、同じ
「おはようございます」
という挨拶でも
下を向いて
蚊の鳴くような声で
口籠るように
ボソボソと言うのと
しっかり目を見て
腹の底から
大きな声で
語尾を上げ
明るく言うのでは
まったく印象が違います。
同じ時
同じ空間
同じ相手です
たとえ自分が塞ぎこんでても
相手には関係ありません。
もっと言えば
自分がメンタル下がっていても
相手を巻き込まないでください。
夏休みです。
普段と違い
買い物に親子連れが目立ちます。
今日のタイトル
「いちいちうるっせいわ、黙っとれ！」
という言葉は
妻と二人で買い物していた時に
すぐ後ろを歩いていた
若いお母さんの口から飛び出した
ものです。
びっくりして思わず後ろを
振り向いてしまいました。
小学低学年とおぼしき男の子は
ゲーム機を操作しながら
しょんぼりしています。
ママに何かをおねだり
していたようです。
何をおねだりしたか
判りませんが
ママにとっては不都合な
おねだりだったんでしょう。
ママの苦々しい氣持ちが
手に取るように判る
「いちいちうるっせいわ、黙っとれ！」
この言葉を分解してみます。
まず最初に
「いちいち」と言ってますので
男の子が他にも何か言っていたか
普段から使っている言葉でしょう。
次に「うるっせいわ」です。
わずらわしい
面倒だ
しつこくされて、やりきれない。
語尾の「わ」は、
ママの感情をぶつけています。
最後の「黙っとれ！」
男の子に対する命令です。
「いちいちうるっせいわ、黙っとれ！」
３秒足らずで言い終わります。
しかし、
男の子のおねだりを封じ込む
メガトン級の破壊力があります。
子育ての一瞬を切り取り
揚げ足をとるつもりはありません。
心が荒むと
言葉が荒れます。
そんなこと誰だって知ってます。
でも慣れっこになってしまいます。
慣れっこになると
心が枯れて死んでしまいます。
解決策は、「目的」を考える習慣付け
これが最適解だと思います。
自分が発するその言葉は、
何にため？
誰のため？
思考か感情か
思考優先＞感情優先
この状態を意識すると
発する言葉が変わってきます。
その結果、人生が変わります。
ママの人生も
男の子の人生も
そして家族の人生も
もう一度お伝えします。
今あなたが発した言葉
それは
思考か？
感情か？
どっち？
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