オレンジメールにて配信したメルマガのバックナンバーです。

人に親切にしたり

人から親切にされたり

するときに分泌される

「オキシトシン」

今日は、その効果について

調べられた方と

答え合わせをしますね。



あなたはオキシトシンの
おかげで生れることが
できたって知ってましたか？

幸せホルモンとも呼ばれる
オキシトシンは、
出産時に大量に放出されます。

出産するとき子宮を収縮させ、
出産後は子宮を回復させたり、
母乳の分泌にも関係します。

ですから、あなたも私も
オキシトシンがなかったら
この世に誕生できなかったかも
知れません。

以前は女性特有のホルモンだと
考えられていました。

でも最近は、性別や年齢に関係なく
すべての人に分泌されることが
わかっています。

そして、オキシトシンの効果が
凄すぎるのです。

順番にみていきましょう。


オキシトシンが分泌されると

◆「筋肉の衰え」を抑止します。

「筋肉の衰え」を抑止するって
一見、大したことないと思うかも
しれませんが、凄いことです。

人間は動く物です。
動かなかったら人間じゃないのです。

歩くだけじゃなくたって、
身体のどこを動かすにも筋肉が必要です。

母は、父が亡くなり、しょんぼり家の
中に一日中座っていたら
あっという間に父のもとに逝きました。

父が亡くなってわずか４か月です。

歩かなくなって脚や足は、
ぶよぶよに腫れていきました。

でも直接のきっかけは誤嚥性肺炎でした。

胸が苦しいというので救急車で病院に行き、
入院することになりました。

「早く家に帰りたい」とずっと言い続けて
いたのですが、１ヶ月も経たないうちに
脳梗塞を起こしました。

芋づる式に悪化していきました。

いや、井戸のつるべ落としのようでした。


◆「慢性的炎症」を抑制します。

炎症があるとないと大きな違いです。

最近、神経科学の分野でわかってきた
ことが沢山あります。

例えば、あなたに歯周病があり、
口内炎が続いているとしましょう。

この時、どういうことが起こるでしょうか？

アストロサイトという脳内細胞が
炎症部位に力を注ぐことになります。

アストロサイトの本来は、
脳神経細胞に栄養を届けたり、
疲労を取り除いたり、
汚れを除去する役割を担っています。

でも、本来の役割を果たせないため
脳内の状態に影響が出ちゃうのです。

この状態が長い間続くと
頭の中にゴミ（アミロイドβ）が溜まり
認知症の発症リスクが高まります。

◆「活性酸素」を減少させます。

活性酸素は、身体の免疫機能を維持する
働きがあるため一定量は必要ですが、
増え過ぎると疲労や老化の原因になります。

例えば、強い精神的ストレスがあると
すっごく疲れませんか？

私は妻と言い争いをすると
極端にどっと疲れを覚えます。

活性酸素が必要以上に多くなって
いるんでしょう。

こんな時こそ、思い直して
身近な人に親切にして
オキシトシンを分泌させるように
心がけています。

活性酸素は身体に悪いです。

オキシトシンの良い効果は
まだまだあります。

でも、あまり長くなりすぎると
あなたにストレスがかかり過ぎて
活性酸素が出ちゃうかもしれません。

ですから続きは、またの機会に
お伝えしますね。

今日は、オキシトシンが最強その１

◆「筋肉の衰え」の抑止
◆「慢性的炎症」の抑制
◆「活性酸素」の減少

この３つについてお話ししました。

「親切」にすると！

若さが保てる！
老化予防につながる！
認知症になりにくくなる？

昔、学校でやった
「小さな親切運動」は
ちゃんと理由があるんですね。

ではでは