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１０月は「終活」月間です。

ご存じでしたか？


１０月

じゅうがつ

しゅうかつ

終活

という語呂合わせですが、

日本記念日協会にも登録

されています。


そして１０月１日は

「終活を考える日」です。


今や「終活」という言葉は

すっかり定着しています。

しかし、世の中には

「終活」する人と

最期までほとんど

「終活」をしない人が

いるような氣がします。

私は、すべての人が「終活」を

すべきであると考えています。


多くの人が捉えている「終活」は

自分の人生の終え方を準備するもの

というイメージではないでしょうか？


でも私はちょっと違います。



３年前に出版した「笑顔の終活」には

心構えとして次の２つを挙げています。


（１）何歳まで生きるかを自分で決める

（２）終活とは、今を一生懸命生きること


（以下、引用）

出版時に１１０歳まで生きると決めました。

一旦、残りの人生の長さを決めるとその間で

何ができるのかを考える必要が出てきます。

私の場合は、まだ５０年もあるのですから、

健康でなければなりませんし、経済面でも

そうやって生きていくか考えなければ

なりません。

（中略）

こうして考えると究極的には、

どんなときにも、"今を大切に生きる"こと

すなわち"一期一会"という言葉に集約できる。




基本的にこの考え方は

今も変っていません。


しかし、【終活ことはじめ】が

いつかなのか、

もう少し具体化しています。


例えば、学生が「就活」し、

１社目の会社に就職した時点。


起業を志す人であれば、

自分がしたいことを見つけて

活動しはじめた時点が

【終活ことはじめ】の

キッカケになるのかなって

思っています。


あるいは、

生涯寄り添い

支え合うパートナーを

決めた時点もそうでしょう。


すなわち自分の人生の

大きな選択肢を自分の意思で

決めた時点が【終活ことはじめ】

だと思うのです。


これは、あくまで持論（自論）

に過ぎません。


ようするに真剣に今を大切に

生きようと決めた時点です。


ですから、他者に依存したり

他責で生きている人は

それが何歳であっても

「終活」をせずに終わる人生

だと思うのです。


繰り返しになりますが、

【終活ことはじめ】は

自分軸で生きると決めた人

自分軸で生きると決めた時点

だと考えています。


他人のために

自分がすべきことを

疎かにする。


それも違うような氣がするのです。


ちょっと極端な言い方で

批判を受けるかも知れませんが、


それが自分の親であっても

自分の子どもであっても

自分の孫のためであっても


自分の芯がぐらついたまんま

それに取り組んでいたとしたら

自分軸では生きていない

ということになるような氣がします。


誤解しないでいただきたいのですが、

自分にとって一番大切な価値観が

自分の親のため

子どものため、孫のためだと

考えている人のことではありません。


自分が持つバランス感覚の話です。


ビシッと揺らがない心

どう考えても後悔しない選択

であればそれで良いと思います。


さきほどの他人軸の中に

配偶者のことを触れていません。


パートナーは、一心同体だと

思うからです。


ある意味、生きていく上で

最も美しく

最も醜い

自分の生き様が露呈するのが

夫婦関係だと思うのです。


「終活月間」ということで

自問自答しながら書いています。