【人前で宣言する勇気】No.810
週末は次男の結婚式でした。
愛し合う二人が
お互いを人生の伴侶と決め
尊重し、助け合い、協力し合って
生きていく覚悟を決める。
その覚悟を人前で宣言する。
勇気がいることだと思います。
我々夫婦は再婚同士です。
二人の間には子どもはいません。
次男が結婚式に出て欲しいと
言われたのは直前でした。
当日、私には他に１年前から
日程が決まっていた大切な
予定が入っていました。
同窓会の総会です。
幹事である私には役割があり
おいそれと簡単に穴を開ける
わけにはいきません。
でも、次男の妻になる方が
私にも出席して欲しいという
ご意向であるとお聞きし
決心しました。
１１月１６日は、亡き父の
誕生日でもありました。
彼らがこの日に結婚式を挙げる
ことを決めたのが
偶然だったのか、
意図してのことかは
聞いていません。
いえることは
生涯忘れることのできない日
そうなったことは事実です。
人の記憶は曖昧です。
でも出来事と強い感情が
結びつくと記憶に残ります。
その積み重ねで人格が形成され、
生き方が定まっていきます。
次男と次男の伴侶となる方は
それぞれの友人代表から
誓いの言葉を問われます。
詳細は覚えていませんが、
教会で神父や牧師による
「誓いの言葉」とほぼ
同じ内容です。
まずは、妻のお友達から
そして次男のお友達から
新郎新婦に対して
「健やかなときも
病めるときも
喜びのときも
富めるときも
貧しきときも
愛し
敬い
慰め
助け
命ある限り
真心を尽くすことを
誓いますか？」
と問われたふたりは、
それぞれの親族の前で
それぞれの人生で出会った
人々の前で
「はい。誓います」
と宣言しました。
この言葉をしっかりと
噛み締めて
心に刻んで
生きていって欲しいと
切に願っています。
人と人が出会い
共に協力して生活を始める。
それを人前で宣言する。
勇気のいることだと思います。
実は、私たち夫婦は
結婚式を挙げていません。
妻からは言われていたのですが、
タイミングを逸していました。
どんな形になるかはともかく
妻に許してもらえれば
結婚式を挙げたいと思います。
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