意外な落とし穴の「胃酸分泌」｜予防医学・実践メルマガバックナンバー

意外な落とし穴の「胃酸分泌」

2025年03月12日

○○○○さん

おはようございます。
貧血サプリ先生の武藤順子です。

＊メルマガお引越しします。
→新しいメルマガ登録はこちら
https://mutojunko.com/mailmagazine

→貧血バイバイブック無料プレゼントはこちら
https://mutojunko.com/e-book-download

今日は貧血を克服した20代女性（Kさん）をご紹介します。
研究職のKさんは第一線で忙しく働いています。

健康診断の数値を見ると、鉄が少なそうだな～という印象。

実際にクリニックから鉄剤を処方されていますが、胃が弱く、調子が悪くなるので飲みたくないとのことでした。

疲れやすい、朝が起きられない、会社から帰ると趣味や遊びに行く元気がない、食欲があまりないなどと話していました。

私が気になったのは、胃が弱いこと。
せっかく鉄が多く含まれる食材を食べても、胃酸の分泌が少ないと鉄が吸収されにくく、そのまま排泄・・

実は、栄養やサプリを考える前に、胃酸がでているかどうかをチェックすることが、ものすごく重要なポイントなんです。

胃酸の出が少ないと、鉄だけでなく、タンパク質もあまり吸収されていないって感じ。

赤血球の中にあるヘモグロビンは「貧血の指標」として使われますが、鉄だけでなくタンパク質からもできています。

ということは

タンパク質の吸収が悪いと、ヘモグロビンも作れない！
貧血さんにとって「胃酸」は盲点なのかもしれません。

Kさんには、もちろん鉄が多く入る食材を摂ってもらいながら、胃の負荷が少ないヘム鉄を紹介

そして、食事の時間には仕事のことは考えず、お姫様のように優雅に食を楽しんでくださいと伝えました。

好きな食器をつかい食卓も楽しく色とりどりにすることで、副交感神経が優位になり、胃の活動がUp！

また、食事の前に梅干しを食べてもらいました。これは、すーーっぱい刺激で、胃酸分泌を上げるためです。

それと、よく噛むこと、これは基本のキです。

Kさんはほとんど噛まなかったので、スティック野菜などで、30回噛む練習をしてもらいました。

1口何回くらい噛んでいますか？

Kさんは3か月で疲れも減り、朝までぐっすり眠れて、明るい気持ちで朝食をとり、出勤までの時間にもゆとりがでてきました。

1年後には、うつの薬も処方されなくなりました。
Kさんが仕事もプライベートも元気に楽しんでくれて、私も心からハッピーです。

明日は、40代の主婦Yさんのことをご紹介します。