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今日の管理職の英単語は

#93 manufacturer

品詞は名詞で　製造業者という意味ですね。

manufacture が動詞「製造する」なので
「製造する人」でmanufacturer.

語源が面白いです。
お気づきの方も多いと思いますが

manuとかmani は手が関係している単語です。


身近なところで　
manicure マニキュア
manuscript 台本（昔は手で書いたでしょう）
manual 手を使う（形容詞）

昔は自動車のギアはマニュアルでしたが
今の自動車はほとんどオートマ。

そして間もなく運転自体が
Driverless
Autonomous
Self-driving
になりそうです。

この「自動運転」という言葉も
人類にとって初めての経験なので
まだ呼び方がたくさんありますね。


そのうち言い方が絞られていくのかもしれません。

そして今日の
manufacturer 製造業者も
近年になって　maker と呼ぶことが出てきました。

かつて「メーカー」は和製英語と習ったのに
BBCなどのオンラインニュースを読んでいると

an automobile maker
という単語を使っていることがありびっくりしました。


でも辞書をくわしく調べたら（大修館Genius）

a carpet maker
は現場でカーペットを作る職人と解説をしています。

言葉はたとえ正しくなくても
使う人が増えると時代とともに意味や用法が変わります。

このmaker もそうした一例かもしれません。


ついでにオマケでお話しますと
私が英語で仕事を始めた30年少し前は
トイレットペーパーは

Toilet rolls でした。

トイレットペーパーは和製英語と習ったのに
今ではネイティブの人が
Toilet rolls と言いますし


ファストフードの持ち帰りは正しくは
Take away
で、テイクアウトは和製英語と聞いていたのに

近ごろはネイティブの人が普通に
Take out
って言ってます。

もしかして和製英語って
ネイティブの英語の先を行っているのか？

と、面白さを感じている今日この頃です。

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