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本日の管理職の英単語は
term　
です。

品詞は名詞。

発音は
TERm

一音節ですのでアクセントは当然一箇所にしかありません。

単純で簡単そうな単語なのに
意外なほど意味がたくさんあります。

ご参考までに原義は
「限界・境界」
参考：ジーニアス、大修館

で、派生語には　
terminal (形容詞)があります。

「終着駅」という意味で
terminal station
とも言いますね。



termに戻りますね。

よく使う意味は以下の通りです。

1. 専門用語
technical term

2. 学期
spring term 春学期（日本だと３学期）

3. 期間 例として
short-term (短期) budget
mid-term（中期）research
long-term（長期）trend

4.（支払い）条件
terms and conditions
支払い条件とその他の条件

これは慣用表現で雇用契約でも使いますね。



ところでこの
term
の派生語で

terminate 他動詞も見ておきましょう。

恐らく
大ヒット映画　“Terminator”と言えば
アーノルド・シュワルツェネッガー

のことを思い出しますよね。
Terminator
「終わらせる人＝命を終わらせる人」という
意味です。


実は会社でも、目にすることがあります。

営業系であれば

terminate the contract
「契約を打ち切る」

そして人事の仕事でも
目にすることがあります。

それは
「雇用契約を終わらせる」
＝fire, release と同じ意味。
クビにする。

こういったネガティブな内容の時
英語では動作の主語が分からないように

受動態（受身）で書きます。

例えば；

Andrew was terminated from his job.
Andrewは仕事を解雇された。


本当はAndrewを解雇に至らしめた人が
必ずいるはずです。

でも英語ではネガティブな内容の時
受身にして主語を明らかにしません。

日本語は前後関係で主語の省略が多いですが
ネガティブな内容については例外なく日本語でも同じです。



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