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今日の管理職の英単語は
appraisal, evaluation, assessment

と３つの評価に関わる単語を取上げます。

先日、管理職の方とのレッスンでクライアントさんがこんなことを言っていました。

I’ve been busy these days.
最近忙しいです。

I have to meet my subordinates
one-on-one.
自分の部下たちと１対１のミーティングをしないといけません。

Ah~Haaaaa！

会計年度が１月から12月の会社では
今が前年の業績評価の面談をする時期なんですね。

はい、
私も自分の部下とやりましたし
私もの上司とも、しました。


大手の外資系では評価制度がかなり作り込んであって１年が以下のように回ります。

１．年度初めの目標設定
グローバルの目標が決まるとそれが
APAC (Asia Pacific)にブレイクダウンして落ちてきます。

２．日本の組織全体の目標が設定されます。

３．各事業部の目標が決まります。

４． （３）が達成できるように個人の職務の
　　　目標を設定します。

その目標は前回のメールマガジンでお伝えした
SMART である必要があります。

復習になりますがSMARTは；

S: Specific 具体的　誰が読んでも同じ意味にとれること
M: Measurable 測定可能。
A: Achievable 達成可能であること。
次のRは会社によっておもに２つあります。

一つ目は
R: Related 関係している
→　目標が自分の職務、部門や会社全体の目標と関連している
と
R: Rational適切であるという説があります。
最後に
T:Time-bound締切がある

でした。

SMARTに沿った目標を提案して
上司と合意できたら粛々と取り組み

半年後に中間面接で目標の達成具合を確認・修正します。


そして会計年度がクローズしてから１カ月後くらいに
上司と部下で部下の１次評価を出します。


その席で部下は目標の達成度合いを示す資料を
根拠に上司に対して自己評価を申請します。

その「評価をすること」「評価面談」を
performance appraisal
（業績評価）と呼びます。


Appraisal: 名詞

アクセントの位置は
App-RAIs-al

辞書によると＜英＞イギリス英語と
なっていますが

わたし個人の経験ではアメリカ企業でも使っていました。

performance evaluation
という言い方もします。

今日取上げる
appraisal, evaluation, assessment
といういずれも「評価する」という意味の単語は

厳密に言うと２種類に分かれます。

appraisalとevaluationは
既に結果が出ていることについての評価

assessmentは
これから起きることについての可能性を
何らかの手段によって評価すること

ということは入社面接は
assessment ということになります。

様々な質問をしたり
SPIなどのテストを使って強み弱み、適性を
見るのはassessmentですね。

そういえば昔、神奈川県には高校入試
の一環としてAテスト
というのがありました。

これはassessment test かな？と思って
調べたら、違いましたよ。

Achievement Test
の略だそうです。

中学校３年間の学習の達成度合いを
測るテストでした。

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