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今日の管理職の英単語は
revenge
です。

品詞は名詞。

発音は
re-VEnge

意味は
報復・復讐・仕返し
です。


直前にくる相性の良い動詞は
takeやgetです。
いずれも一音節の単語ですから

あまり固くない。フォーマルでない。

ということは revengeって
あまり人前で堂々と口にすることではないのかもしれません。

I will take my revenge.

I will get revenge.
いずれも
「私は報復/復讐/仕返しする」という意味にでます。

いずれも、されたら怖いことばかり。
やめて～、って思います。

本当は管理職の皆さんよりも
これから就活をする大学生の皆さんに読んでいただきたい大事な単語です。

そして大事なのに使い方を
間違っていることが多い。
心配な単語でもあります。

そしてこのメルマガの読者の皆さんは
すでにご存じで、必要ないかもしれないのですが
念のため取り上げます。

Job Interview

初めてこの言葉を聞いた時は

えっ？インタビュー？

インタビューって有名な人が報道関係の人にされるんじゃないの？

とびっくりしました。

でも就職/転職活動で会社の採用担当者や
上司になる可能性のある人
その上の事業部長や役員に会うことを

英語では

Job Interview

というのですね。

私は人材開発が専門ですが
人材開発は組織開発の一部に含まれ
組織開発の活動のなかには

「採用」

も含まれます。

したがってこのJob Interviewには
私自身は面接官として、司会進行役として

恐らく何千人、もしかしたら万を超える数の方に
お会いしているはずです。

どんなJob Interviewでも
その方の人生を左右するものなので真剣に臨みます。

中途採用であれ
新卒採用であれ
大きな組織にいたときはグループ会社の社長候補にもお会いして

なるべくたくさん、その方のよいところを引き出せるように

緊張を解く
話をさえぎらず聴く
共感を示す。

などなど工夫を凝らしてきました。


ところで
新卒の採用面接では10数年前から

ギョッ！

とすることがしばしばありました。


応募動機をうかがったときに
学生さんの口からよく出てくるあの言葉。


笑顔で「御社にリベンジに来ました！」
です！

ええええええっ？

それを聞いた途端、
「私、あなたに何か悪いことしましたか？」と
思います。


心の中では　
ムンクの叫びの男の人のような顔になりながら
ええええええっ？

と叫んでいる面接官の私。

だって、リベンジ　REVENGE ってあれですよ。

報復・復讐・仕返し


この言葉を聞いた瞬間から
そのあと面接を続けながら、司会進行をしながら

「私、何かしました？？？？」

という言葉が頭を離れなくなる。
多分

REVENGE = 再挑戦、敗者復活戦

という意味だと思っているんでしょうか。


ちがいます、ちがいます、
ちゃんと調べてきてね。

それを言うなら retry （再挑戦する）
とか
redeem（名誉回復する）でしょう。

もしくは

I am aiming to join you again.
再度御社に入社しようとしている

くらいにしてくださいませ。

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